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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ボケ予防にはたんぱく質を

認知機能に不安を覚え始めているせいで、見につまされる見出しを見てつい精読。ただ、関連記事に、「体重1キロで1グラム以上を」 摂取量の目安に という見出しの元、(前略)100グラム当たりに含まれるたんぱく質は、例えば豚バラ肉で約14グラム、アジの開きだと20グラム前後。 とあったことから、本当かな???、という疑惑が生じ厚生労働省のHPから原文を閲覧。
20190223タンパク質

記事は厚生労働省は22日、65歳以上の高齢者が1日に摂取するたんぱく質の目標量を引き上げる食品摂取基準に関する報告書案を示した。とあるが、「日本人の食事摂取基準」策定検討報告書(案)抜粋というのが正しいタイトル。全369ページにわたる大書で、これを読めば多分栄養学の講義1年分と同じ内容、更に最新の情報まで含めて数時間でマスターできそう。タンパク質に関する部分はその一部に過ぎず、記者が全部読んでたんぱく質の部分(と塩分)について記事にしたのか、タンパク質と塩分の部分だけ読んで記事にしたのかはわからない。

さて、たんぱく質の部分の肝は記事ある通り、65歳以上では男性で「1日当たり60グラム」、女性で「同50グラム」が推奨されている。これが体重1キロ当たり少なくとも1グラムの根拠。

ではそのために何をどれだけ食べればいいか、というのが次の問題。で、記事では、豚肉には100グラム当たり14グラムとあり、ということは豚肉相当で1日に400グラム食べなきゃいけないんだ、と驚くとともに、そんなバカな、と思った次第。このブログを見ている人は薄々感じているかもしれないが、新聞の記事とかテレビの解説やニュースを原則として疑念の目で見ている。

同報告書に食物のたんぱく質含有量データの記載がなかったので、別ソースで検索。もっともらしいものがあったのでそれを下図に添付。これでわかったが、14グラムは40グラムの打ち間違い兼査読者の見落としらしい。二人ともボーッと生きているタイプらしく、14グラムの意味に思い至ることがなかったのだろう。

この図を見てわかるのは肉相当で150-200グラムを毎日食べることが望ましいようだ。湯葉とか納豆とかチーズとかにもそこそこ含まれるが、そもそも100グラムの納豆など食べられないし、ふかひれには84グラム含まれるが毎日ふかひれを食べるわけにもいかない。かなり意識して食べないと認知機能は低下する恐れが高い。最後の一文に対する有意性は同報告書で述べられていた。
201902タンパク質含有量
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はやぶさ2、りゅうぐう着陸成功

今夜は夕刊もトップ記事だしNHKニュースでも大きく取り上げていた。日本のというかJAXA技術者たちの偉業達成に拍手。

ただ日経新聞の「はやぶさ2、りゅうぐう着陸成功 」という見出しに続く「、宇宙の起源解明に挑む 」ははしゃぎすぎ。宇宙の起源は全く別の話で、今回はやぶさ2がりゅうぐうの資料を持ち帰っても、何らかの発見はあるだろうが、多分想定内の発見もしくは確認で「宇宙の起源」の解明には寄与しない。

それはともかく、りゅうぐうってなんだっけ?ということで過去記事を検索。去年の6月のりゅうぐう到達時の記事があり、なるほどと再読。そこに掲載した図の再掲。こういう図を見ると突然リアリティが生じる。星の王子さまに登場する星よりはやはりずっと大きい。→こちら
リュウグウ大きさ

3億キロ離れているということは、地球太陽間の2倍、光すなわち電波が到達するのに17分ほどかかる距離だからずいぶんと遠い。そこにピンポイントで着陸してまた地球へ還るというのは、やはりすごい。

りゅうぐうのマップをJAXAが公開している。地名がなかなか味わい深く、突っ込みどころ満載だがそれはスルーして、着陸地点は左下のマップのキンタロウクレーターの右側の無名のエリアの赤の★印あたり。
201902リュウグウマップ

こちらがそのピンポイントの拡大図。地球上のどこかの乾燥地帯にありそうな地形だが、雨も雪も風もないのでやはりちょっと雰囲気は異なる。いずれにせよ、ミッションコンプリート、おめでとう。
201902リュウグウL08-E1

黒嘉嘉

朝刊にこんな記事が。味もそっけもない記事で、どこに感動していいか普通の人には全く想像できないだろう。

4月に史上最年少の10歳で囲碁のプロになる小学4年生の仲邑菫さん(9)が20日、東京都千代田区の日本棋院で女流世界トップ級の台湾棋士、黒嘉嘉七段(24)との記念対局に臨んだ。「先番」のハンディをもらった仲邑さんだが、熱戦の末に敗れた。
黒嘉嘉201902記事

仲邑菫の相手は黒嘉嘉七段、名前の字面はまがまがしいが、スポーツ報知の画像を見て思わず目が点になってしまった。
黒嘉嘉201902

ただの超美人というだけでなく、碁でも一流らしい。Wikiから以下コピペ抄。
黒 嘉嘉(こく かか、黑嘉嘉、拼音: Hēi Jiājiā、ヘイ・ジャアジャア、1994年5月26日 生 )は、台湾の囲碁棋士。オーストラリア出身、台湾棋院所属、七段。オーストラリアのブリスベンで、オーストラリア人の父と台湾人の母の間に生まれる、2歲年上の姉がいる。4歳の時に台北市に移り、6歳の時に囲碁を学び始めて周可平に師事、8歳の時には林聖賢に学ぶ。2004年に応昌期囲棋教育基金会青英班に入り、国際アマチュア・ペア碁選手権大会出場。と天才少女系。

その後も、台湾国内はもとより国際棋戦でも実績をあげている。今回も、碁女流最強戦2019という世界戦の出場のために来日した。昨年はこの大会で準優勝。
  • おかげ杯国際新鋭対抗戦団体戦 2015年4位、2016年3位
  • ペア碁ワールドカップ 準優勝 2016年
  • 国手山脈杯国際囲棋戦ペア碁戦 2014年3位(林海峰とペア)、2016年準優勝(陳詩淵とペア)
  • 横琴嘉年華世界名人混双戦 2016年準優勝(林海峰とペア)
  • 世界ペア碁最強位戦2017 3位(陳詩淵とペア)
  • SENKO CUPワールド碁女流最強戦 2018年 準優勝


天から二物を与えられた女性は少なくないが、知る限りでは最高。
1年前の写真 黒嘉嘉201806

呆けの

昨夜いろいろやることがあったので、我武者羅会の二次会には寄らず真直ぐ帰宅した。家に帰って、いつも小物等を入れて持ち歩いている小さなリュックサックがないことに気付いた。へんだな?と思い家中を探すが当然見つからない。

必至に碁会所を出る時からの行動を思い起こし、可能性として、1)碁会所を出る時にリュックを持たなかった、2)バスに乗る前に喫煙所に寄った際、何らかの事情で置き忘れた、3)バスに何らかの事情で置き忘れた、の3ケースがあり得ることに思い至った。

さらに、曖昧な記憶をたどると、そそくさと帰ったため1)が一番怪しい気がしてきた。多分に被害の少ないケース1)を希望したせいもあるのだろう。今朝、発行所に行く前に碁会所の「喜楽」による。開店前だったがおばさんが居て、話をすると忘れ物は届いていないという。かなりがっかりして、もしかしたら世話役のY子ちゃん(といっても同い年)が持って帰ったのかも、と藁にも縋る希望的観測をもって確認するも、忘れ物はなかったという不都合な真実が。

発行所に着き、仕事はさておきそんな状況を説明しつつ、2)の可能性確認のため、京王バスの永福営業所に電話した。が、届いていない、という第二の不都合な現実を突きつけられた。

とても暗い気持ちで新宿西口交番の電話を検索していると、ケータイが鳴った。京王バスからで、何故だか知らないが、当該のリュックがあったという連絡だった。中身を確認し、手帳に記載の住所氏名も照合できたので100%確実に発見されたことがわかった。

目出度し目出度しではあるが、今回の件で重大な現実に気が付いた。まず、碁会所を出る時にリュックを持って出た記憶が全くなかったこと、次にリュックという肩に下げるものをバスに置き忘れたこと、そして家に帰るまでリュックを背負っていなかったことに気付かなかったこと。

これって、明らかに呆けの始まっている兆候そのものではないのか?とりあえずこんな経験は今までなかったので、貴重な最初に気付いた症状として記録しておく。

印象操作入門

一見、株の話のようだがテーマは印象操作。

13日の日経新聞に「株、一段高にハードル」と題する熱の入った大きな記事があった。副題は 「業績減速や戻り売り圧力」 。背景は12日に日経平均株価が531円と今年最大の上げ幅を記録して20864円となったこと。記事にはこうある、日経平均株価は12日、今年最大の上げ幅となり、先週末の急落分を埋めた。ただ、この水準から一段高となるには高いハードルがあるとの見方が増えている。
20190213日経記事

記事には専門家のコメントも引用し、需給面のハードルも待ち受ける。18年10月からの東証1部の累積売買代金を日経平均の価格帯別に計算すると、2万1000円台が最も多い。みずほ証券の三浦豊氏は「累積売買代金の多い価格帯では『やれやれの売り』が出やすく、2万1000円は上値抵抗線になっている」という。とある。

その根拠を示すグラフも掲載されていた。その拡大図が下図。図のタイトルにあるように、21000円台の累積売買高が多い、すなわちこの水準では買った人が売ってくるから、これ以上株価が上がる可能性は低いだろうというのがこの図の意図である。きちんと図の下に算出根拠を18年10月から集計とも明記してある。この図の示すところは真実であり、ウソはない。
20190213日経累積売買

何が問題か、多くの人はわからないだろう。故に印象操作は大成功。ポイントは「10月から集計」という記載。

日経平均の一年間の値動きと、その間の累積売買高を示したのが下図。一年間の価格帯別累積出来高を拡大したものも併せて示した。
20190213累積出来高
20190213実績

見ればわかるように、累積出来高が一番多い価格帯は、21000-22000円ではなく、22500円-22750円。1000円刻みだと、22000-23000円が格段に多い。価格の推移を見ても容易に察することができるだろう。10月というのは株価が急落ている時期で、多くの投資家は22000円台で買っている。すなわち、日経新聞に掲載された図は記事に合わせて時期を設定したもので、マクロに見た実態とは異なる。任意の時期で切れば、話に合わせるためどんな図でも作成可能、日経の記者に悪意があるとは思えないが、故意に全体像ではなく一部を切り取ってそれが全体像であるような記事になっている。データに嘘はなく事実ではあるが全体像ではない。まさに見事な印象操作。めったにないわかりやすい例なので記した。

今回は特殊な例だが、社会問題や政治に関しても個人や一部の意見をまるで国民の多数意見であるかのように書く新聞も一部にあるようだ。ボーッと生きていると簡単に洗脳されるのでご自戒のほど。

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