風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Category [ライブ ] 記事一覧

上演料の怪

今回の真夏座の公演はF・デュレンマット作の「老貴婦人の訪問」。デュレンマットって誰?というのが普通の反応だろうが、スイス人の小説家兼戯曲作家。本作が彼の代表作で、これまで11度映画化されているそうだ。1964年の映画化ではイングリッド・バーグマンとアンソニー・クインが主演というから世界的には有名な作品らしい。真夏座が現代外人作家の劇を演じるのは稀なのか初めてなのかわからないが、上演を決めてから上演許可の...

「アルジャーノンに花束を」

昨日、六本木の俳優座で劇団「昴」の「アルジャーノンに花束を」を観てきた。Mさんのお芝居は昨年8月の「チヤリング・クロス街84番地」以来。Mさんは碁会「我武者羅」のメンバー、今回会の世話を一手に引き受けているY子ちゃん(と言っても同い年)が、劇のはねた後、Mさんを入れての飲み会を開きましょう、と呼び掛けたので14名が参加するという大宴会付き。脚色・演出は菊地准。「アルジャーノンに花束を」には舞台化された台...

ムットーニ・パラダイス

今週の「日曜美術館」で紹介された「ムットーニ・パラダイス」を梅雨寒の雨の中、見に行ってきた。昨夜調べると会場の世田谷美術館の最寄り駅は小田急線の千歳船橋。朝食が少々遅かったので、駅でランチにすることにした。世田谷くというとなんとなく落ち着いた雰囲気の駅のイメージだったが、狭い道の入り組んだ貧相な駅前。そこにあった「鎌倉パスタ」を食べる。生パスタがウリでパンの食べ放題付きという平日サービスに珈琲を付...

Monday満ちる?

「Monday満ちる」と言っても知っている人は少ないだろう。そんな彼女のライブに行ってきた。私も全く知らなかったし、何者かも調べもしなかった。「ビルボード」に行くと必ずアンケート用紙を渡されるが、妻が昨年行った際に書いたアンケートが抽選で当たり、今日の「Monday満ちる」のライブにペアでご招待となった次第。 「ビルボード」に来たのは2014年2月24日のLarry Carlton以来3年ぶり(やはりブログは便利、すぐ調べること...

土岐麻子 EX シアター イン 六本木

21日(金)の「あさイチ」のゲストは木村拓哉と三浦大知。長いキムタクのインタビューの後、三浦大知のビデオを交えたスタジオでのダンス2本とキムタクを交えてのトーク。大知のダンスの後、キムタクが印象を聞かれ、しばし絶句して「・・・何も言えないですね」と答えたのが印象的。ネットのこんな記事もあった。三浦大知が木村拓哉と並んでNHKに出るなんて、どうしたらいいんだ!あさイチのイノッチ×キムタク×三浦大知の3ショッ...

「ラーメンな女たち」

上野の東京文化会館大ホールでの矢野顕子と上原ひろみのライブに行ってきた。グランドピアノ2台だけの二人の天才ピアニストによる共演。二人揃って登場し、いきなり始まった「ラーメン食べたい」。矢野の歌で始まるが、後は2台のピアノによるジャズとかクラシックをとかの枠を超越したピアノの協奏曲。超絶技巧の上原ひろみのピアノが主で矢野は伴奏という形だが、二人の気が溶け合って異様な興奮と感動が高まっていく。10分近い演...

レッドタートルがアニー賞

NHKのニュースを見ていたらこんなニュースが流された。この映画、去年の秋にみてブログに書いた→こちら。「スタジオジブリが関わった」という形容句が鬱陶しくかつとてもいやらしくて嫌だが、こんな感想文を書いていた。全く自分とは関係なくても、こういうマイナーな映画を称賛してそれが賞をとると、我がことのように嬉しい。ブログには絵も貼ってあるのでどうぞ。さて映画、確かに背景画が素晴らしい。特に月夜や星月夜の彩度を...

MERU

「MERU」が良かったという話を聞き、なんとか時間を作って観てきた。新宿ピカデリーのシアター10、150席ほどの一番小さい劇場だが、平日の夕方の割に半分ほどの入り。一言で言えば山岳ドキュメンタリー。「ナショナル・ジオグラフィック」の山岳カメラマンであり、トップ・クライマーのジミー・チンが、多くのクライマーを拒絶してきた難攻不落の「世界一の壁」、ヒマラヤ・メルー峰「シャークスフィン」登頂を、壮大な映像スケー...

「君の名は」

「君の名は」を新宿バルト9で観てきた。以前から見に行こうと話していたし「Eight days a week」を見に行った時の東宝シネマズのポスターには「99.9%人が感動」のような言葉があったものの、なかなか行く機会がなかった。今日ちょっとした偶然からようやく実現したもの。何も書くことがないくらい素晴らしいのでまだ観ていない方はどうぞ。...

土岐麻子in恵比寿ガーデンホール

1年ぶりの土岐麻子のライブ。場所は2年前と同じ恵比寿ガーデンホール。3回連続の12月の土岐麻子ライブとなった。今回のタイトルは「Paint it pink」。若い頃山下達郎のライブに行って、「ピンクシャドウ」を聞いて目の前がピンクに染まって以来、ピンクのライブを開くのが夢だったとか。今回の席はB列のほぼ真ん中。彼女のライブは前の方の席になることが極めて多い。相性がいいのだろう。彼女は今年結婚、年齢も40歳になった。ラ...

「DUG」

40数年前の新宿には「DIG」とか「DUG」とか「木馬」というジャズ喫茶があった。入ったことはないが「PIT INN]というライブの店もあった。新宿はジャズの街だった。煙草の煙る薄暗い空間で20代の若者が難しい顔をしてジャズに耳を傾ける、そんな時代だった。それらの店が時代と共に場所が変わり、雰囲気も変わりながらも、今でも昔の名前で出ているらしい。靖国通り沿いに昔のロゴそのままに「DUG」があることに以前から気が付いて...

三浦大知:(Re)PLay 

夜は大宮で三浦大知のライブ。こちらは映画ではなく生。昨年6月の豊洲以来一年4か月ぶりに行く。豊洲の時は、ニコニコ動画でライブの模様が放映され、スタンディングの前から3列目とあって、けっこうしっかり映っていた。今回は大宮ソニックシティの大ホール。収容人数2500人の座席指定。ライブが始まると総立ちになるので立たねばならないが、それでも座れる時間もああるので年寄りには楽。このホール、音響が自慢とあって、低周...

Beatles:Eight days a week

ビートルズをはっきりと認識した記憶は中2の時の「Rubber Soul」、「Michel」とか「Girl」の入っているアルバム。よく覚えていないが同級生がアルバムを見せて自慢していたような気がする。調べてみるとリリースは1965年の12月だった。以来当然のようにファンになり、大学生の時にはギターを持っていたこともあって、曲集や「beatles lyrics」なる全曲の詩集も持っている。当時感動した背景は彼らの音楽のメロディーラインと共にそ...

「レッドタートル」

9月9日の日経の夕刊で、映画評論家の中条昇平氏が「レッドタートル」を紹介していた。曰く、まずは、自然描写の繊細さと迫真力に圧倒される。『崖の上のポニョ』をはるかに凌(しの)ぐ荒海を筆頭に、雨、川、池、さざ波と、水のあらゆる細やかな表情が活写される。緑に吸いこまれるような森林や、星がまばゆく輝く夜空など、自然がこれほど豊かに描かれたアニメは空前である。評価は四つ星。しかもセリフが一切ない映画という。調...

3回目のs**t kingsライブステージ

ほぼ2年ぶりのs**t kingz (ファンの間ではシッキン)の公演に行く。シッキンについては何回か書いている→こちら。今回でシッキンだけのステージは3回目。この度は東京だけで1日2公演の10日間、さらに地方も4公演あるそうだ。初回が小さな劇場での3公演だったことを思うと、隔世の感あり。今までは自分たちの手作り感満載だったが、今回は「テルマエ・ロマエ」の漫画家ヤマザキ マリが脚本を書いたということで、全ステージが統一...

矢野顕子x糸井重里

   今日のメインイベント。会場は新宿文化センター大ホール、2000座席ほど。今回の単発ライブはソロデビュー40周年記念企画と銘打っており、会場のロビーにはデビューから今日までの珍しい資料が展示されていて、ミニ矢野顕子博物館もどきになっていた。デビュー時(1976)の資料(左)が、これ誰?という美人系の写真が使われているのが微笑ましい。素顔の写真がアルバムに登場するのは6枚目のアルバムの1980年。日本の音楽世...

イレブン・ミニッツ

日経新聞の金曜夕刊に「シネマ万華鏡」という映画の紹介コーナーがある。いくつかの映画が取り上げられ評論と寸評、そして★印の数で評価が掲載され、映画ファンではない人たちには良いガイダンスになっている。8月19日に取り上げられたのがこれ、イレブン・ミニッツ。長年日経新聞を購読しているのでわかったことの一つが、四つ星、三ツ星は観て良かったな、と思うものが多いが、五つ星というのは芸術系も多く満足度において結構微...

「チヤリング・クロス街84番地」

この話、ヘレーン・ハンフ女史の実話で本にもなっているらしい。時は1949年、場所はニューヨークとロンドン。ニューヨークに住むヘレーン(望木祐子)がロンドンの古書店に注文の手紙を書き、古書店のフランク(宮本充)が返信を書く。舞台は、左手が彼女の書斎、中央から右手が古書店という設定。劇はほぼ全編が二人の手紙のやり取りだけ、という異色の展開。それが20年間続く。劇としては、それぞれの手紙をそれぞれが読むだけ。...

遠山昇司、「冬の蝶」

渋谷の「ユーロスペース」で、遠山昇司監督・脚本の「NOT LONG, AT NIGHT」と「冬の蝶」の2本立てを観てきた。21:10上映開始で23時頃終演、その後「冬の蝶」の女優2名と監督との短いトークショーが続く。そんなものに誰が行くかというと、小さな劇場にもかかわらず観客は50人もいなかっただろう、女性はきれいな人が目立ち女優の卵系が多かったのかもしれない。それに付き添いの男性、単身男性も散見。「冬の蝶」について触れたこ...

ヴェニスの商人とアウシュビッツ

宮本さんから劇団昴の新拠点、東上線大山の「Pit昴」での「ヴェニスの商人」上演のお知らせを受け、昨夜観に行った。30人と40人の観客席の間に舞台がある座席数70-80の小さな劇場だ。宮本さんは「ヴェニスの商人」=アントーニオ役で主役だった。 「ヴェニスの商人」、聞いたことはあるが詳しいことは知らなかった。初演は1596年だそうで、奇しくも慶長地震のころ、英国はビクトリア一世の時代、スペインの無敵艦隊を破り、東イン...

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