Archive [2017年02月 ] 記事一覧
城南島から親不知
いつか書いたことがあったかもしれないし、書いてなかったかもしれない。10代から山に魅せられてあちこちの山を登った。それらを軌跡を行くたびに20万分の1の地図に記入していたのだが、いつしか、4か所歩くと東京から日本海まで一筆書きができることに気付いた(見ればわかるのだろうが実行しようとしないと気が付かない)。10年近く前にそれを完遂、親不知までの一筆書きが完成している。実は結婚してバンコクに赴任するまで志...
東京ハイキング2
先々週の東京ハイキングがあまりに楽しかったので、今日は天気がいいし暇だしということで改めて東京ハイキング2、前回の続きでお台場海浜公園まで行く。家を出たのが10時半頃だったので同駅着が11:30頃。ハイキングの歩きはじめの時間としては遅いが東京ハイキングにおいてはたいした問題ではない。前回はノースルートだったので今回はサウスルート、要するに橋の南側の歩道を行く。 南側は北側とは全く異なる風景が広がってい...
アザラシは猫か犬か熊か
先日こんなニュースがあった。なので各紙共通だろう。千葉の動物園でニホンザルとアカゲザルの交雑種が見つかり駆除されたというキショイ話。先日、メロゴールドから種(しゅ)について書いたばかり。交雑種というのは種が異なる生物間での繁殖のこと。種が同じだと交雑とは言わない。しかし種というのはかなりいい加減な分類で、できの悪い?人間が勝手に決めた感じが強い。種の保存が生命の目的とすれば、異種間での交雑は種の保...
おまけの写真
少々雪が降るかなと思っていたが15センチほどの積雪。アメダス藤原の積雪深は昨夜が172センチで今朝の最大が9時の観測値の178センチ、すなわち積雪量は6センチ。いつもアメダスよりここの方が雪が多いと思っていたが昨日原因が判明、アメダス藤原は谷底にありここは峠の頂上、100メートルほど標高が高い。この地形差があるので当然の帰結だった。 実際県道の雪は少ない。気分に余裕があったので、宝川温泉の分岐で車を止め、宝川...
春のこゑ
昼過ぎに晴れた。晴れるといくら雪が多くても光は春、春のこゑがいかにも聞こえてきそうな気配。 カメラを持って外に出る。思えばこの地、小さいとはいえ大芦と明川を結ぶ道の峠にあることに今日初めて気が付いた。そんな訳で明川へ峠を下る。 やがて、というか5分ほどで明川の集落が見えてきた。除雪車が谷側に雪を押し付けた場所が格好の展望台になっていた。棚田と畦に植えられた桜の裸木が春を待っている。素晴らしい景観に...
窓の雪
こんな気圧配置なのに風も雨もなくしんと静まり返っている。気温もプラスで空気も穏やか。スキーという気分でもなく今日は手つかずにいた諸々の事務作業をできれば全部片付けることにする。時々気分転換に外に出ればいい。昨夜落ちた屋根の雪。「蛍の光、窓の雪」。蛍は真っ暗闇の中を浮遊するものだし、窓が雪に埋まればやはり真っ暗。どうやって勉学にいそしむのだろう。...
雪に埋もれて
天気が良いのがわかっていたし、一日出発が遅れたので昼前に出発。昨日が24時間積雪量で2位と4位という大雪が夢だったかのように道路から雪が消えている。さすがみなかみ町。左が谷川岳へ向かう道から藤原への分岐点付近。中は藤原トンネル手前。そして右が明川の集落の中。車が通れる道は一本しかない。右手の雪の壁は棚田に積もった雪。 山荘の前はこんな感じ。60センチも降ればいくら自然の圧雪を受けてもこうなる。黒い影が...
群馬県になぜ豪雪が降るのか?
16時現在の気象庁の24時間降雪量雪ランキングを見ると、悔しいことに桧枝岐に負けて第2位の56センチ。予報を見た時には桧枝岐に雪雲はかからないはずだったのに、というのは酷でそのぐらいは誤差として当然。一方、積雪深は4位タイだった。メダルは酸ヶ湯、桧枝岐、肘折。雪マニア以外には、群馬県が日本有数の豪雪地帯の一つとということが奇異に思われるだろうし、何かの間違いだと思う人も多いだろう。新潟、秋田、長野を差し置...
気象庁のコンピュータ
今日から山荘に行くつもりだったが、アメダスデータを見るとやはり大雪になっていた。気象庁の24時間降雪量ランキングでは2位の49センチ。我が山荘付近では60センチ近いのだろう。雨雲レーダーの予報を見ると午後までにさらに雪雲がかかり続けるので夕方には60センチを越え多分1位になる。こんな状況で出かけても町道から中に入れないのは確実なので明日に順延することにした。 今回の寒気はそれほど南下するわけではなくまたさっ...
モノを書くということ
「よく書くことがありますね」と言われたことがある。ブログを書くにあたっては「管理ページ」というのがあって、そこにこれまでの記事の数が表示されるが、現在1492件、一日1件以上書いていることになる。今や完全にブログを書くことが趣味に昇格している。目的は「日記」だったが、「政経倫社」や「科学」という箱もあり、これらは日記ではなく興味ある事柄に関する備忘録。そうは言っても文体が第三者向けになっているので時と...
俳句ウィーク
この一週間は俳句ウィークだった。「河」の投句に加え、木曜日が城西句会、土曜が「季」の会例会、そして今日日曜がが東京例会。城西句会では3句の投句に加え席題が出る。いつも漢字の読み込みで、今回は「全」と「考」、全く考えてこなかったからというので「全」と「考」、所詮いつもその程度のもので深い思惑があって決められているわけではない。その「考」で副主宰の特選を得たのがこれ。割と全般に評判は良かった。 熟...
メロゴールドと種(しゅ)の定義
先日、妻がメロゴールドを買って来た。グレープフルーツみたいだが、甘くてものすごく美味しい。「何、これ?」ときくと、グレープフルーツと文旦の掛け合わせで作られた果物のだという。「ということはグレープフルーツと文旦(ザボン)は同じ〈種(しゅ)〉なんだ」、ということから話がややこしくなった。背景に〈種〉の認識の程度という本質的問題があった。新種の発見、という言葉があるしたまにニュースになることもある。こ...
春一番
今日は編集作業がある日だったが、自由な日がなかなかないのでパスし、午後から赤羽GCへ行ってきた。急に思い立った訳ではなく以前からの計画的犯行。運よく春一番に恵まれてぽかぽか陽気、東京の最高気温は20度を超えたそうだ。これだけ暖かいと人出が多くて混むのではと心配したが、前にも後ろにも人影はなく貸し切り状態。きっと風が強くてと避けた人が多かったのだろう。その風もなかったとは言わないが、時折吹く程度で邪魔に...
心霊写真?
千円札の裏を見て異様な感覚を覚えた。富士山の華麗なシンメトリーが崩れている。背筋が寒くなる気がして慌てて財布にしまった。「リング」の貞子が出てきそうな嫌な感じ。電車の座席に座って財布を取りだし、あらためて千円札を眺めるとそこには見慣れた富士山の均整の取れた姿があった。変だなと思うも、すぐに先ほどは千円札を逆さまに見たからで、歪んでいるのは本栖湖に映った富士山の方だと気が付いた。信じられない方はご確...
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