Archive [2022年01月 ] 記事一覧
王将戦七番勝負第3局ダイジェスト
土日に開催された毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催の王将戦七番勝負第3局、藤井四冠の強さを見せつけられる稀に見る凄い将棋だった。毎日新聞ご購読の方はぜひご覧のほど、たぶん他のどの記事よりも観戦記の方がおもしろいと思われる。下図は二日目の渡辺王将の封じ手、5六歩(62手目)が明かされた局面。ここまで完ぺきな互角の戦いであった。この手に対して藤井は1時間23分の長考。素人が長考するのは多くの場合は、困...
二泊三日での帰宅
今回は最初から二泊三日の予定、すなわち今日は帰京の日。唯一の目的であった雪下ろしが昨日完遂できたので満足。昨日はなぜか晴れたが今日は想定通りの雪空に小雪の舞う朝だった。とりあえず二階の窓から記録写真。雪が1メートル90センチほどあるので雪がない時の印象とかなり異なる。昨日開削した雪道。拡幅すると同時に雪を削って平坦化したので、どこに出しても恥ずかしくない真っすぐな一本道が雪化粧してきれい。昨日の落雪...
冬型でも晴れ
寒気団が不在とはいえ気圧配置は弱い冬型なので昨日みたいな雪催いと思っていたが、目覚めればピカピカの朝。積雪深は190センチほど 玄関先を覗くと、昨日妻が掘り上げた通路にも日が射している。南側の窓から。昨夜落ちた屋根の雪で、雪の嵩もかなり高くなっている。朝食後パソコンを開いていたら轟音を立てて北側の屋根の雪が落雪した。画像は落ちたての落雪。もう少しで屋根まで埋まりそう。一通りのウェブ探索を終え、雪遊び...
山荘へ
雪下ろしを兼ねて山荘へ。1月中旬に大雪があり、最高積雪深は227センチに達した。その後自重で減ったとはいえ180センチ以上に積もっている。今回も前回来た時に発見した谷川連峰の絶好のビューポイントである下牧PAにショートストップ。水上ICまでわずか5-6キロしか離れていないので本来、立ち寄る合理性が全くないPAである。今日から天気図は冬型、水上は晴れていても国境稜線は雪雲に覆われているはずなので、いわば見えないこ...
医療刑務所の実態
昨年11月に毎日新聞出版から伊藤彰彦『最後の角川春樹』が刊行された。映画史家という1960年生まれの伊藤氏が角川春樹に40時間のインタビューを行い、激動の全人生をまとめたという一冊。事前に相当量と思われる関係書籍に目を通し、角川の生まれ育った富山県水橋まで現地を訪ねるという綿密な準備をしてのインタビューだけに、内容が濃い。それだけでなく、伊藤氏の書下ろしではあるが、本の形態が簡潔な前書きや解説の後に質疑応...
氷山に驀進中のタイタニック
今朝の日経新聞の5面にこんな記事が、しらっと載っていた。「国の債務超過が最大の655兆円」というお題で、何をいまさら感があるからかもしれないが、日経新聞としては国民に敢えて知らせるほど重要な記事ではないということなのだろう。今日の豆記事 かと言って見過ごすようなものでもないので原文資料を財務省のHPからダウンロードして拝見。政府の財政赤字や日銀の膨張したバランスシートは今や周知の日本の実態であるが、今日...
円の実力低下
先日日経新聞の一面にこんな記事が掲載されていた。右は記事に付いていた円の実質実効為替レート。なかなかインパクトの強い図で興味津々。記事によると、「実質実効為替レートはさまざまな国の通貨の価値を計算し、物価変動も考慮して調整した数値。高いほど海外製品を割安に購入できることを示す。BISによると昨年12月の数値は統計のある94年以降で最低だった2015年6月並みの水準だった。93年以前は日銀が推計している。」そうだ...
夢と消えた四国旅行
長女に電話して会社の状況を確認した。娘の会社、現在世の中の格好のいじめの対象になっていて、東京都が2月13日までまん延防止等重点措置を施行する中、その期間中に丸ごとの期間で旅行することが容認されるとは思えなかったから。法的に拘束力はなくとも、組織に所属していれば組織の指示に従わなければあまり幸せにはなれない。結論はやはり旅行は禁止で、二人で行ってくればと言われたが、もともと娘の有給休暇の消化に合わせ...
300年に一度の椿事
昨日は城西支部の新年句会。出席者9名、欠席投句7名といつもと変わらぬメンバーで、句会の内容もいつも通りだが、先生である副主宰の特選(三句)を得ると色紙がいただけるというのが新年句会特有のイベントである。投句はひとり5句、副主宰を除けば全部で75句が形の上では特選句を得られる可能性を秘めている。各自の互選の披講から句会ははじまるが、この句会では選を得ても作者はその場では名乗らない。最後に副主宰の選が...
新型コロナの未来(5)
オミクロン株の感染拡大により日本でも日々の感染者数はデルタ株流行時のピークを越えた。世界的に見回してみると、なぜかオセアニアで日々の感染者が急増している(詳しいことは不明)。当然ながら欧米の感染者も多い。日本はアジアの中では多い方で、アフリカはオミクロンに株にも強く一大陸だけ蚊帳の外。下図の数字は単位人口当たりの7日間移動合計の単位人口当たりの新規感染者数なので注意、各大陸(もしくはエリア)別(=...
スキー場の積雪量の実態
今日は雪の合間の貴重な小春日(でいいのかな?)。先日、こんなことを書いたことを思い出した、スキー場の「現在の積雪」に記載されている数値の多くは50-100%誇大表示になっており、ほとんど詐欺に近い。スキーを止めたからといって、手のひら返しでスキー場に喧嘩を売っているわけではない。スキー場としては雪がいっぱいありますよ、と言いたい気持ちはよくわかるし、斜面の地肌が露出してなければ積雪が50センチでも2メート...
四国旅行計画協議
昨日は長女が家に来て、どこを訪れるかの協議、今日はそれらの目的地をつなぐコースと宿泊地の設定について長時間、議論を重ねた。自由に設定するなら簡単なのだが、当初どうしても泊まりたい宿が二つあって、その二つの制約条件のもとに限られた時間ですべての目的地を線で結ぶという作業は困難を極めた。それが高知県のヴィラ・サントリーニと祖谷渓の温泉。最終的に祖谷渓の温泉は日帰り入浴でいいか、となってようやく旅程の概...
オオカミとヒツジ
先日、アゴラで永江一石という方がおもしろい記事を書いていたので魚拓。氏のコロナ騒ぎに対するスタンスは実態に対して過剰反応しすぎというものであり、違和感を覚える人も多いと思うが、一方確かにそうかも、と思う部分も多い。氏の認識では「情報」についてヒツジは「テレビと世間話」となっているが、私から見れば「新聞とテレビ」であり、問題はそれらの情報を疑うことなく教祖の啓示のように信仰し、かつそれが自分の見解だ...
アンテナショップ巡り
2月上旬から連休にかけて四国旅行に行こうかという話が最近出た。長女が休暇の消化のため一週間の休みを取らねばならなくなったのだが、婿さんはそんな長期休暇を取れないので一人旅のつもりだという。一方日本の津々浦々を訪れてきたがまだ行ったことのない県が徳島県、高知県、広島県、長崎県と4県あり、元気なうちに四国広島に今年、行ってみようかと頭の中で思っていた。妻に話すと、じゃあいい機会だからと娘と三人での長期の...
新型コロナの未来(4)
ここまでインフルエンザと新型コロナの感染状況が極めて似ている話を書いてきた。いわば新型コロナを語るときの基礎知識。やっとオミクロン株の話にはいる。オミクロン株は南アフリカで変異株が発生、これが同国で蔓延、経緯は不明だが世界に拡散して現在のパンデミックとなった。ということでまず南アフリカの新型コロナの感染状況の推移を俯瞰する。アフリカ大陸には多数の国があるが、新型コロナのパンデミックにおいてアフリカ...
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