Archive [2023年08月 ] 記事一覧
シルバーパスのバス旅;水元公園編(2)
バス停「水元公園」で下車。バス停の後方に「水元公園」へ向かう地下歩道の入り口がある。右は地下歩道を出たところ。 水元公園は、小合溜(外溜)と呼ばれる昔の川の切れ端に沿った公園で、小合溜の盲腸のような内溜という川のようなものがある。自然の釣り堀として整備されていて、10メートルも進むとその内溜の入り口があった、大きなパラソルを開いた釣り人がちらほらいる。右の写真のパラソルの裏手に階段があった。 階段を...
シルバーパスのバス旅;水元公園編
今週は用事がないので山荘に行くつもりでいたのだが、大工さんに浴室の改修工事の進捗状況を確認すると作業のピーク状態で養生等で部屋が使える状態ではないとのこと、諦めて昨日は碁会に出席、今日はシルバーパスを使っての路線バスの旅の第二弾として水元公園を訪れることにした。水元公園は以前から行ってみたいな、と思っていた都立公園で、前回は東京の西端、水元公園は東端に当たるため路線バスの旅の目的地としても最適。下...
強迫性障害と洗脳効果:原発処理水放出の実態(2)
昨日まで過去の復習と原発汚染水の処理の実態について簡単に解説した。いわば基礎知識でここからが本論。1)最初の問題点は処理水放水の枕詞のように使われる「国が定めた安全基準の40分の1に希釈」という作業。昨日示したように、現在国が定めた安全基準である60,000ベクレル/リットル以下に処理された処理水が全体の35%を占めている。安全基準をクリアしているとはいえ、処理のブレや測定誤差は不可避なので安全のために2倍に希...
強迫性障害と洗脳効果:原発処理水放出の実態(1)
最初に原発処理水についてまとまった記事を書いたのは2021年4月の「原発処理水の希釈???」という記事→こちら。原発処理水が海洋に放出されることになったそうだ。3月現在で125万トンほどがタンクに貯められている。この話、以前から海に放出すればいいのにと思っていて、無駄な金をどぶに捨てるようなものなのでご苦労様と同情を禁じえなかった。ただ他人事ではあるが福島の避難民と事情が違って数千人の人のいのちが奪われるわ...
村上春樹と浦上玉堂
昨日の花小金井‐青梅間のバスで読み始めた村上春樹の最新作「街とその不確かな壁」、小説は『きみがぼくにその街を教えてくれた。』の一行から始まる。読み進むと、まるで1980年代の村上春樹の世界そのままの文体で、かつモチーフも「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を彷彿とさせるイメージの世界が展開されていった。「海辺のカフカ」を最後に村上春樹の新作を読む気が無くなっていたが、昔の村上春樹に還ったよ...
シルバーパスを使った路線バスの旅;奥多摩編
昨年の10月11日にシルバーパスをゲットした。都営バスや都営地下鉄、そして民営のバスもタダという優れもので、そのうちパスを使って行けるだけ遠くに行ってみようと思ったものの、それから10カ月以上が過ぎてしまった。今回リニューアルの支払いをして新年度のシルバーパスを取得したことから、懸案の「できるだけ遠くまで」計画を今日実行した。一般社団法人東京バス協会では、東京都の高齢者の社会参加を助長し、高齢者の福祉の...
イカキング
大麻の話を昨日片づけたが、現在もっと大きなトピックは福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出。ただこれを書きだすと長くなりそうなので後日とし、今日は「イカキング」の話を片付ける。多くの人にとっては「何、それ?」で終わりだろうが、思わず目が止まった記事である。24日の日経朝刊 記事の要旨、なるほどそうだったのかと大いに納得。後日、孫たちに「いいな、行きたいな」と言われた。・石川県能登町の九十九湾でひとき...
大麻の味
昨日の社会面から。「警視庁は22日、他の部員も大麻などを所持した疑いがあるとして、大麻取締法違反容疑などで東京都中野区にある学生寮を家宅捜索した」。このニュース、8月初めに大きく報道された警視庁が大麻取締法違反と覚醒剤取締法違反の疑いで日本大アメリカンフットボール部の寮を家宅捜索した事件の続き。その時、記事を書こうと思ったがやめた。またニュースになっていたので、これも何かの縁ということで書き記してお...
解体キングダム・佐内坂編
月曜日、市ヶ谷の発行所に行くと近くのビルで階上解体による解体工事が始まっていた。階上解体は高層ビルやビルが密集している場所に適した解体方法で、大型クレーンで重機を屋上に持ち上げ、上から下に向かって解体していく方法、比較的ポピュラーな解体方法として多くの現場で用いられている。昨年の夏から発行所のマンションの隣のビルでも階上解体による解体工事が始まり、7月に全作業が終了した。階上解体作業の進捗状況を間...
伊藤新道2
夜帰宅して何気なく朝刊を開くと、朝は気が付かなかった「『伝説の登山道』、長野で復活祝う 北アルプスの伊藤新道」なるマメ記事が目に止まった。しばらく前に確か伊藤新道の記事を書いたよな、と思いブログ内検索を行うと、昨年の9月に熱く語っていた→こちら。「アルバムを引っ張り出してみると、1976年の8月下旬に4泊5日で歩いていた。大学院の2年生の夏で同行は4年生だったY君。彼も若いころから山に行っていた若いけどベテラ...
ゆでガエルにならないために
先日、こんな広告が掲載されていた。円の定期預金を保有していないので日本の定期預金金利に親しくはないが、世界に較べて著しく低いということぐらいは知っている。定期預金金利年率0.3(1-3年もの)をこれだけ大きく宣伝しているのだから、たぶん他行と較べてよほど優位を誇れる数字なのだろう(別にお薦めしているわけではないので念のため)。参考までにPRESTIAの外貨定期預金金利を示す。通貨によって異なるが6か月定期で最...
なぜ専門家は為替の動向を間違えるのか?
今日17日の夕刊、見ての通りで、「2022年11月以来およそ9カ月ぶりの円安・ドル高水準。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの思惑からドル買いが進んだ前日のニューヨーク市場の流れを引き継いだ。昨秋に政府・日銀が為替介入に踏み切った際の水準を下回る円安が進んだ。」一方、昨日16日の朝刊にニトリの会長さんのツイートのような記事が掲載されていた。恥を晒すようで可哀そうではあるが引用すると、「(夏以...
終戦記念日に寄せて:記憶の保存
終戦記念日に寄せての追記。NHKのHPに「薄れゆく記憶」として戦争の遺構や記憶の継承を後世に保存するためのページがあった。その象徴が原爆ドーム、戦後、貧困と混乱の中で運よく保存された。当然ながら取り壊すべきという人が多数いる中で、一部志のある人たちがいたおかげで現在に至っていた。ウィキペディアにその経緯が記されていたのでメモしておく(筆者の抄訳)。戦後の復興が進むなか、当初は産業奨励館廃墟(現原爆ドー...
終戦記念日に寄せて
お盆休暇の最終日にもかかわらず発行所では編集作業、現役時代の会社もお盆も終戦記念日も無視してカレンダー通りに出勤していたので違和感はない。さて今日は終戦記念日。これまでブログで取り上げたことはなかったが、21時のNHKのニュースを観ていたら書く気になった。戦争で亡くなった方々への戦没者追悼式、お墓参りのようなものでここはなんら異議を述べるところではない。参列した岸田首相は式辞でこう述べていた、「いまだ...
帰省ラッシュの日の帰京
無職の老人がお盆帰りの帰京する車で渋滞が想定されている日に帰る必要はないような気がするが諸般の事情により仕方がない。だから皆様の迷惑にならないようにというか、渋滞に巻き込まれるのが嫌だから午前中に出発した。おかげで渋滞にも合わず、10:40に出発して、小休憩とガソリンを入れるために少々時間を取ったにもかかわらず14:00ごろに家に着いた。出発前に記録画像の撮影。反対側から、昨日の作業の成果をしばし鑑賞。前...
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