Archive [2023年09月 ] 記事一覧
サングラスの薦め
この夏、全国的に異常に暑い夏でかつ東日本では日照時間も長かった。そのせいか、順調に増えていた体重も減り、疲労感を感じる日々も続いた。たぶん歳のせいと諦めていたが、実はそうではなかったらしい。今日の日経新聞の「特集」記事、タイトルはランニングする人用に見えるが、紫外線が夏の全身疲労感の原因という目からウロコの記事だった。図を見ればわかるように、紫外線が目に入ると脳になぜか活性酸素が発生、これが脳内の...
イモを食べて生き延びる未来(完成版)
一週間ほど前の夕刊と翌日の朝刊に掲載された記事。日銀が20日発表した2023年4~6月期の資金循環統計(速報)によると、23年6月末時点の家計の金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円だった。過去最高を大幅に更新し、初めて2100兆円を超えた。夕刊を取らない人も多いだろうから朝刊でも取り上げたのだろうが、記事の中身に実がなく、小学生が書きそうな視野の狭い解説文だけ。家計の金融資産が2000兆円を超えたのは今に始まったこ...
冤罪の深層と真相:大川原化工機事件
学生時代、世の中には冤罪というものがあり、死刑判決を受けながら再審によって無罪が証明されたという事例が複数あると知り驚いた。以来、冤罪には過敏に反応するようになり、死刑→無罪という極端な例だけでなく、有罪→無罪というケースは毎年のように繰り返されていると知った。このブログでも冤罪については多数の記事を書いてきた。冤罪というのは咎無き一国民がある日突然自分の人生を奪われること。全ての冤罪の根源は警察と...
秋祭
親が用事があるというので今日の我が家は昼前から保育所化した。とりあえずラーメンのお昼。下の2歳と1ヶ月の子、ふだんはこんな顔をしている。食事が終わって保育所本番、とはいえ子供たちにとっては勝手知ったる所、勝手に遊んでくれるので手はかからない。今日から地元氷川神社の秋祭。夕方からお小遣いを1000円持たせて神社への沿道や狭い境内に拡がる縁日に出かけた。一通り巡って予算をどう使うか決めさせてそれぞれの行きた...
関東大震災の実態
関東大震災に関する記事をアップしていなかったことを思い出したので、若干間が抜けた感は否めないが遅ればせながら記載する。今年は関東大震災から100年目、ちょうど良い節目であったためだろう、9月の初めにNHKが二夜連続の特集を放映していた。過去の資料をすべて漁った上、古い画像や動画を着色加工等で分析するなど相当の力作であった。関東大震災、名前とイメージは知っていたが、知らないことも多く興味深く拝見。後日改め...
日本の報道とアメリカの報道の落差
米ドルに対する円の為替レートが148円に達した。財務省並びに日銀の方々においては心安らかならざる日々をお過ごしのことだろう。上の図はここ4カ月ばかりの為替レートの推移、下図はもう少し長い目で見た2022年1月からの推移である。青の四角は上図の期間。2022年3月から始まった円の下落。この時の急落に較べ今回の150円を目指すかのような円安はマイルド。2022年3月に「終わりの始まり!」なる記事を書いた→こちら。ポイントは...
メガバンクの搾取体質の実態
昨日家に帰って夕刊に目を通すと、まさに目を疑うような記事があった。最初は記者の誤記かと思い、誤記だとすれば新聞記者の資質を思い切りバカにしたほどだった。記事の見出しが凄い。三井住友銀、ドル定期預金の金利上げ 年0.01→5.3%に言い換えればこの銀行、支払利息を530倍に増やすというのだ。20%や30%ではなく、パーセントで書くと53,000%。これが誤記と思った理由であり、こんな非常識なことを平然と書く記者の資質を疑...
伊根との再会
山荘を3時過ぎに出発、関越走行中赤城の山の中で「本庄児玉IC-花園IC間で8キロ80分の事故渋滞」の電光掲示に出会った。凄まじい大渋滞。これだけの重症の渋滞であれば本庄児玉で関越を降りて花園でまた乗った方がいいかも、などと話していたが前橋付近で5キロ30分と渋滞が急減し始めていた。これなら上里SAで渋滞の情報を観察しつつ渋滞の消滅を待った方が賢くない、ということで上里SAに入った。渋滞に突っ込んで車中で3...
正しい連休の過ごし方
昨日17日の日曜日、どこかに行く計画はないということで、娘たちは一家五人で捕虫網と虫篭を持って明川に歩いて行った。バッタやトンボなどを捕獲できたそうで昼過ぎに孫たちは生き生きとした顔で帰ってきた。 お昼は車で「角彌」で蕎麦を食べたいと言われていた。三連休の中日とあっては長時間待たされることは必定であったが、第二駐車場のそばに吊り橋があって時間つぶしの散歩にはちょうど良いので12時半ごろ出発。妻を...
初めての七輪
今日の気圧配置、どう見ても秋霖の真っただ中で雨、のようだが朝からお日様がキラキラ。きっと天気図が間違えているのだろう。今日は孫たちが朝早く東京を出発、川場の道の駅と「ハネッタ」、そして「望郷の湯」に寄ってから山荘に来る予定なので、天気図に係わらず天気が良いのは大歓迎。 午前中は部屋の大掃除、昼前に谷川温泉の町営温泉施設「湯テルメ谷川」に行く。温泉が使えないので仕方ない。山荘がみなかみ町にあるので町...
藤原の夏 2023
今週の月曜日、山荘から東京に戻ったばかりなのにまた山荘に来た。東京の滞在は火水木の三日間、用事がいくつかあったからとはいえずいぶんと非効率な感は否めない。それというのもこの三連休、孫たち一行が遊びに来るというので受け入れ態勢を確保と滞在期間の接待のために来ることになった。浴室が未完成のためまだ温泉は使えないのだが、孫たちが、たぶん上の子が、それでも庭でグリル、いわゆるバーベキューをやりたいというの...
サンジミニャーノとシチリア
朝の日課として、顔を洗って朝食の席に着くと、まず新聞を開き端から端まで丹念に目を通す。と言っても多くは見出しで気になると記事だけを読む。加えて新刊本や週刊誌の見出しにも目を通し、広告に目を流すことも多い。たぶん毎朝1時間はそうやって過ごしているだろう。先日の夕刊で目に止まったのが海外旅行の広告。海外旅行に行きたいという熱意はいつしか全く消えてしまったが、広告の中の写真に目が止まってしまった。それが...
鶴巻句会での偉業達成
久方ぶりに俳句の記事を書く。昨日の第71期将棋王座戦第2局は、214手で後手の挑戦者、藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)を破って対戦成績は1勝1敗のタイとなった。幕開けの8月31日に行われた第1局は永瀬拓矢王座が勝ったわけだが、その対局が行われた場所が小田急線の「鶴巻温泉」にある旅館、「陣屋」。この宿については何回か触れたことがある。今日は鶴巻句会、下車駅はこの「鶴巻温泉」。新宿から1時間ほどと遠いが、今...
矢野顕子の弾き語りコンサート
先週の木曜日、「矢野顕子 リサイタル ‐ピアノ弾き語り‐」なるライブに行ってきた。トリオとの共演が多いが、ピアノ一台での弾き語りが好き、久しぶりの弾き語りのライブであった。「矢野顕子は現代最高のピアノ弾きのひとりだと思っている」とある人が書いていたが同感。最後に本日のプレイリストを載せたが、多分普通の人の知っている曲は「春先小紅」だけだろう。毎度のことであるが、歌詞は同じだがかすかにメロディーの痕跡...
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