風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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帰ってきたカーディガン

29年前バンコク駐在から帰任して1年程東陽町に住んだ後、江戸川区の春江町のアパートに引っ越した。船堀駅から徒歩20分ほどの所で、近くに金魚養殖場の池があり、アパートの前は空き地でオヒシバやメヒシバが繁っていた。当時長女は5歳半、次女は2歳半だった。昭和の雰囲気が十分残っていて、近所には同じぐらいの年頃の子供がたくさんいた。妻は毛糸の編み物が得意だったので、妻の編んだセーターやカーディガンは今もたくさんある。当然子供のカーディガンも編んだ。

その一つに次女用に編まれたリンちゃんのカーディガンがある。当時テレビ放映されていた「ハローレディリン」を次女が好きだったので、そのキャラをセーターに編み込んだものだ。とてもよくできたので捨てがたかったところ、妻の友達が欲しいと言ったので差し上げたらしい。彼女も捨てがたくてずっと取っておいたらしく、この度次女に娘が生まれたと知って先日、クリーニングされてビニールに包まれたそのカーディガンを送ってくれた。シンガポールで着る機会があれば、親子二代でおばあちゃんの編んだカーディガンを着る。
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当然長女用もあり、こちらはトトロ。まだ「となりのトトロ」など世に知られていない時代だ。妻は子供を連れて2回劇場に行っている。その年の暮れ、クリスマスプレゼント用にトトロのぬいぐるみを買おうと東京中のデパートを探したが、「何ですかそれ?」と聞かれればマシな方で、多くは「扱っていません」とにべもなく答えられた。「となりのととろ」が世に知られるようになったのは、翌年のキネマ旬報の邦画部門で1位に評価されたから。世の中そんなもんだ。
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