風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ムジカ Vol.3

仕事が早く終わったのでエクセルシオールに入った。ここは喫煙席が23席ある。葛原さんにもらった「ムジカ」を取り出す。こういう時間の隙間を故意に作らないと、いつしかなかなか本を読む気にはなれなくなってしまった。ムジカVol.3。葛原りょうが編集長をしていて、先日アルカディア市ヶ谷の喫煙室で顔を合わせた時にくれた。第2号に較べて倍ぐらい売れているそうだ。詩x短歌x俳句x川柳x小説x絵画x漫画x・・・という雑誌。上質紙を使った立派な本だ。次号は春発刊予定というからまだ季刊にもなっていない。

特集が「月乃さんといふ人」で、月乃光司なる人物との対談と詩、本人による長文のバイオグラフィーがその中身。普通の社会を生きている人とは絶対に接点がないであろう人である。そして、俳句と川柳と詩が主なコンテンツ。200ページほどある。何もかもが世界の涯の出来事ような言葉の宇宙が広がっている。平和で穏やかな世界しか知らない人には語れない言葉たち。

久留素子氏の川柳の作品を書きだしておく。ムジカの宣伝をしているのだから葛原さんは著作権云々とは言わないだろう。

 太陽を見ようと破裂する魚
 もう少し待てば夜明けになっていた
 咲かせてよいちばん下の花
 全身の血を入れ替えて逢いに行く
 ついさっき幸せだったあほうどり
 かなしみとシーソーしたら空の上

葛原さんは少しだけ同類の匂いを私に感じたのだろうか。

屋上の狂い花。20151214-3.jpg 20151214-2.jpg
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