風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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風に吹かれて(2)

「風に吹かれて」、五木寛之の随筆のタイトル、多分知る人はもういないかもしれない。彼が30歳代に書いた随筆集で舞台は金沢だった。学生時代に読んだので内容は記憶に薄いが、犀川だのゴリだの金沢の印象だけが今も残っている。学生時代に金沢を訪れたのは100%その影響と言って良い。

そんな背景の元、今朝はまず兼六公園へ。石川門までタクシーで行き、なんとなく当時の金沢大学の匂いを微かに感じたが幻想かもしれない。兼六公園に入るが全く記憶に重なる部分はない。大名庭園とあれば基本的デザインも、そして歳を重ねたとはいえ樹木も変わるはずはないのだが、記憶は完全に消去されていた。多分印象もしくは感動が薄かったのだろう。暖冬のせいで、梅や菖蒲、蠟梅が花を開いていた。加賀の雪吊りと梅、世界が狂い始めている。
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兼六園を下り旧県庁跡地エリアへ。赤レンガの建物があり、旧四高校舎が保存されているという。内部を見たかったので案内をよく見ると有料部分と無料部分があった。無料部分は旧四高の歴史的資料展示室。私は廊下の写真が撮れたので満足だったが、皆は思わぬ楽しい展示に大満足。隣の敷地の県庁は「しいのき記念館」とかに名前を変え、中にポールボキューズのレストランとカフェが入っていた。カフェに入ろうとしたが開店が11時からということで残念ながらパス。珈琲400円と想定外の庶民価格。
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続いて金沢21世紀美術館へ。婿の小学校跡地だという。ここは今や金沢の一大観光名所らしい。チケット売り場の前の小さな屋外スペースに小さなプール状のものがあり、人々が覗いている。これも芸術らしく、水底に人影が見える。当然下からも見える。確かに芸術かもしれない。
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再び兼六園へ上り返す前に交差点にある石浦神社に寄る。紫色のおみくじが結びつけられていた。白ではなく紫の紙が木にびっしり結び付けられている様はなかなかのもの。この神社、金沢で最古の神社だという。効き目がありそうなので交通安全のお守りを購入。

兼六園を抜け金沢城公園へ。40数年前は金沢大学だったはず。今は広大な枯芝の広場が広がって風が去りゆくばかり。昔の面影は微塵もない(よく覚えていないけど)。ただ、城の城壁の石積みだけは変わらないはず。石川門を入ると、城壁の雰囲気が左と右で全く様相が違う。右は無粋にも近年の修復の跡かな、と見ていると説明書きがあった。曰く、どちらも250年前に造られたものだという。左は普通の石積みだが、右はまるでインカの遺跡みたいにきっちりと石が組み合わさっている。時代や国によって違うのではなく単に個人の技量の差。そんなものなのかもしれない。
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興ざめの公園を抜け近江町市場へ。ちょっとイスタンブールのマーケット金沢版という雰囲気。魚屋だけでなく八百屋を含めいろいろなお店がぎっしり並んでいる。当然カニ屋さんも。値段を見てびっくり、しょぼいカニが1万円を超え、少々大きなものだと2万5千円もしていた。今年の3月に能生で買ったズワイの特大(→能生のカニ)で6千円ぐらい。今年はズワイが不良で値段が高いのは知っていたが、こんなカニにこんなお金を払ったら、カニは嫌いだから、と言いたくなるだろう。お昼は老舗の店で海鮮丼。
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午後はクルマで山中温泉へ。お疲れ様。
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