風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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今年のサロマ湖の牡蠣

以前、編集部で季節柄牡蠣の話になった。有名な場所はいくつかあるが、牡蠣は北海道の冬の牡蠣に限るよね、という話。当然サロマ湖の牡蠣の話も出る(→美味しさの起源)。「だったら食べた~い」、ということで今日がその牡蠣パーティの日だった。運ぶわけにもいかないので、12kg入りのトロ箱を開催場所の支部長宅へ配送を手配。牡蠣は海から上げられたままで送られてくるため、食べる前に殻に付着した藻や泥や汚れを洗い流さねばならない。17時開始だったので、14時半から作業開始。

牡蠣割女の高円寺三人娘(自らそう呼んでいる)。
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洗い終えた牡蠣の記念撮影、全部で206個あった。少量ずつ鍋二つで酒蒸しに。この日に合わせて「DOVE]も取り寄せた、というか「DOVE」の出荷される日に合わせてこの日となったというのが正解。
20160214-2.jpg 20160214-6.jpg

で、「おいし~い」となるわけだが、どうも違う。実は、今年の牡蠣は小さくておいしくなくてしょっぱいという話を、事前に食べた妻の母の話として聞いていた。確かに今年の牡蠣は、小さくておいしくなくてしょっぱいかった。悪くもないのに誤ったが、「だって前の牡蠣、知らないもん」と皆美味しそうに一人30個近くの酒蒸しの牡蠣を食べきった。例年一箱1万数千円したのが今年は1万円以下と安かったのは出来が良くなかったためだったようだ。

今までいつも美味しかったのになぜ、今年の牡蠣は小さくておいしくなくてしょっぱいかを考えるに、塩分が濃いからではと気付く。だから育ちも味も悪くかつしょっぱいのだと。で、今年は暖冬のせいで流氷が来ていないに違いない、というのが熟慮の末の仮説。

で、過去三年の2月と今年の流氷を較べてみる。「海氷情報センター」のHPにデータが揃っていた。こういうことの手間は惜しまない。まず過去三年分。年変化が意外と大きいが、いずれも知床からオホーツク海沿岸にびっしりと赤く流氷に覆われている期間がある。流氷は川の水が凍ったものなので真水、流氷の下では塩分濃度が低い。
2015年2月 海氷201502
2014年2月海氷201402
2013年2月海氷201302

一方、今年は流氷密度の高い海域が沿岸部に至っていない。
そして現在 海氷分布20160215

同HPには航空写真も掲載されていて、明らかに流氷の影はないに等しい。すなわち例年に比べて、サロマ湖に流れ入る海流の塩分濃度は高いのかもしれない。塩分は牡蠣にも人間にも悪いらしい。
海氷160203u 海氷160212d

《後日談》
月曜の夜帰宅すると、妻が「ほりきり」さんと話したら、今年は発注の時期が遅かったので大きな貝はは上がってしまったこと、養殖場が塩分濃度の高い場所だったこと、今年の種まきが遅かったこと、流氷の影響も確かにあること、などが出来の悪い原因だという。どうもそれほど単純な理由ではないらしい。
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