風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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地殻のずれ

熊本地震、震源地の深度が比較的浅かったことが大きな被害を生むことになったのだろう、被災地の方々に同情の念を禁じ得ない。今日のNHKはほとんど震災関係のニュースばかりだったという妻の話だ(日中出かけていたので・・・)。19時のニュースもそんな感じだった。さすが国営放送。

それはいいとして気になったのが地表のずれの話。国土地理院の観測で、東西方向に地表に170㎝のずれが観測されたという。「近くにある活断層の一部がずれ動いた可能性が高いとみています。」と言っていた。反応してしまったのが青字の部分。可能性が高いとは他の可能性もある、という論理構造。そんなものがあるはずはなく、あるなら、国土地理院や大学の先生は一体何を研究していたのか、金返せ、ということになる。
熊本地震地殻のずれ

NHKのHPにはこう記載されていた、「国土地理院では、近くにある活断層の一部がずれ動いた可能性が高いとみています。」。なるほど、発言は、国土地理院か・・・。でもそんなこと言うか???と思って、国土地理院のHPへ。こう記載されていた(ママ)。

平成28年(2016年)熊本地震(4月16日、M7.3、最大震度6強)について、震源域周辺の電子基準点で観測された4時間分のデータを解析した結果、震源に近い電子基準点「長陽」(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)が南西方向に約97cmの変動、上下方向に約23cmの隆起(いずれも暫定値)をはじめ、熊本県を中心とした地域で大きな地殻変動が確認されました。前回掲載したリアルタイム解析結果と整合的な結果です。さらに、観測された地殻変動から、地下の震源断層のモデルを推定しました。推定された断層面は知られていた活断層(布田川断層)とほぼ一致し、長さ約27kmの右横ずれ断層です。今後も注意深く電子基準点による地殻変動の監視を続けていきます。なお、今後の精査によって解析結果が変更となることがあります。


やはり、活断層のずれ、と断言しているに等しく、他の理由には言及していない。解析の不確実性には触れても、「可能性が・・・」とは言っていないし言うわけがない。ほとんどの人にとってはどうでもいいことだが、この手の論理構造の差にとても敏感に反応してしまう。犯人を断定するのと、他の犯人の可能性を残すのでは全く状況が違うように、本来は重要な違い。実はNHKのニュース、,この手のいい加減さが散見される。ライターの言葉に対する論理性、感受性が鈍感なためと思われるが、NHKだけに正確な報道を期待したい、が無理かなやはり。
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