風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ルノワール展

なんとなくどこかでやっているような気はしていたが、どうせその辺のルノワールを集めたものだろうと思っていたせいで全く興味がなかった。ところが先日、新聞と一緒に日経の販売店からの切手の無い封書で、ルノワール展のチケット一組様が抽選で当たります、という案内をもらった。申込先はその販売店というローカルなもの。妻が申し込んだら当たった。午前中は健康診断だったので、終了後妻と待ち合わせ、新宿のサイゼリアで500円のハンバーグ定食にドリンクバー110円を付けた昼食を食べ、六本木に向かった。

4月下旬に開催開始とかで、8月の平日とあってかチケット売り場はガラガラ。それでも中は小さな空間なのでそこそこの観客がいた。
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入場してすぐ想像していたルノワール展とずいぶん違うことに気付く。画集に採録されている絵がズラズラと並んでいる。なんだこれは!、ということでパンフレットを見ると、主催者に、国立新美術館、日経新聞はともかくとして、オルセー美術館とあった。すなわちオルセーとしても主催者として恥ずかしくない様、所有するルノアールのほぼ全容が展示していると思われる。すごい!!!

 だから「読書する少女」も当然のように、というか単なる作品の一つとして特別扱いされることなく陳列されるという豪華さ。20年近く前にオルセーで初めて本物を見た時の感動よ、もう一度、と気分は高揚。この絵、学生時代に模写した。オルセーでは色合いが少々違うと思ったが、今回はまるでウリ二つじゃないか、と驚いた。それがこれ。いまでも居間に飾っている。
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この絵、彼が35歳の時の作品。モデルはモンマルトルの丘に住んでいたマルゴという少女。ルノワールは1841の生まれ、天保12年で明治維新の24年前だ。35歳というのは明治9年にあたる。享年78歳、61歳でリウマチを発症し、晩年は指が使えないので筆を手に縛り付けて描いたというのは有名な話。その最後の大傑作である「浴女たち」も当然展示されている。

思わぬ大当たりに幸せ気分がいっぱい。見学後の余韻に浸れるようにと、立派な喫煙所を完備してくれる優しい心遣いも嬉しい。
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帰りに六本木の出雲大社東京分祀によって祈願。平日の暑い午後にもかかわらず若いとはいえない女性が数名参拝に来ていた。みんな一生懸命生きている。
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