風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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算数はお好き?

資料の虫干し。8月末の日経新聞から。玩具メーカー大手のバンダイが小中学生の勉強に対する意識を調べたそうだ。インターネットを通じて7月にアンケートし、小学1年から中学3年までの子供を持つ保護者900人(各学年100人)が、子供と一緒に回答したという。
好きな教科嫌いな教科

結果は、小学生の3割の子が好きな教科のとして算数を揚げている。中学生でも四分の一の子が好き。一方苦手な教科として挙げられたのも算数もしくは数学。そして比率も同数。世の中、算数や数学が苦手と言う人が多くて好きと答えるのは変人の部類と思っていただけにちょっと驚きだった。例えばオイラーの等式と言うものがあって、複素数を習う高校か大学で出てくる。それほど難しい話ではないのだが、こういうものを見て美しいと思えそうな子供たちが2-3割いるというのは嬉しい。日本も意外と捨てたものではない。
Euler's identityオイラーの等式


好きと嫌いの違いは、わかるとわからない、できるとできないの違いとほぼ同じだろう。体育が好きな子と嫌いな子がいるのと同じ。身体能力に個人差があるように、脳の回路にも個人差がある。駆けっこの遅い子に100mで15秒切れといっても無理なように、小学校で算数が苦手な子に方程式や三角関数をわかれとといっても無理。日本人の不幸の一つが、義務教育においては、人間は平等という場違いな理念を持ち込んで、できる子にもできない子にも同じ教育をして過半数の子供の能力をスポイルしていることだと思う。

この違いの背景は遺伝的要因ともいえるが、むしろ個性、兄弟でも顔つきが違うように脳の構造が違うと考えられる。我が家は娘が二人いる。長女は数学ができて高校では4つの数学のレベルで1番上にいた。次女は算数がダメ。オスロ時代は小学生、割り算がわからなくて妻が必死に教えていたが、何でわからないかわからない、とよくぼやいていた。

先日、「ヨーコさんの言葉」、第8話を観た。彼女、就学まえに九九ができるほど利発な子だったそうだが、中学でx=yという授業を受けてから数学を受け入れられなくなった。xはxで、yはyなのになぜ同じなのか?それ以来、「リンゴが2個、ミカンが3個あります。併せて何個?」という質問にも、「リンゴは赤いしミカンは黄色いし、1個は腐っているかもしないし」などと考えるようになって、数学には全く近づかなくなったという話をしていた。オチはそれでも何の不都合もない、というもの。

確かにそういう人達はいるので、無理に不得手のことをする必要はなく、他の得意な分野の才能を気持ち良く伸ばしてあげれば良いのに、と思う。
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