風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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感動の俳句

うすものや又もかなはぬ恋をして  米子
夏色のマニキュアにして会ひに行く 米子


今日は18時から小さな句会。旧荒地句会の同世代5人によるまさに小さな句会だが、二人は社会的にも重鎮をなす職にあるため、夕刻の開催となる。日比谷の某会員制パブレストランで年に4回ほど集まっており、今日も飲んで喰って句会をして22時過ぎになってしまった。

その前は終日「河」の校正作業。今日は三校、先週休んだためもあって河会員の投句を見ていなかった。校正作業は印刷された原稿と投句用紙を照らし合わせて、印刷ミスや投句の仮名遣い等を探す地味な作業、句の内容に関してはよほど印象に残らないと記憶に残らないが、時折は話題になる句がある。冒頭の句がそれ、べつに話題に上る優れた句ではないように見える。でも校正作業中にびっくりして「すごい句がある」といって紹介したところ、「知っているわよ、先週話題になったから」とすごい所以の種を皆知っていた。

投句用紙には名前と共に年齢を記す欄がある。この2句、作者は90歳を軽く超えていた。誰もがびっくりしたらしい。当然現実ではないだろうが、その年齢でこんな句を投句してきたことには、感動を覚えざるをえない。自分がどうなるかを超越して、元気に生きることの素晴らしさを教えてもらったような気がした。会誌を受け取っても他人の句を全て読む人は世の中に一握り、それは投句を入力する人と校正者だけ。だからもったいので記録に残しておく。

長生きするならこうありたいと思う。俳句はその願望成就に効くのかな。
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