風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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大崎善生の観戦記

大崎善生という作家がいる。どのぐらい世に知られているかわからないが、「聖の青春」は映画化されて今年の11月に封切られる予定。作家になる前は、日本将棋連盟の発行する「将棋世界」の編集長だった。処女作の「聖の青春」が2000年の第13回新潮学芸賞を受賞、第12回将棋ペンクラブ大賞を受賞下のを機に編集長を辞め、作家として独立した。

その大崎善生が昨日18日(日)から日経新聞主催の第64期将棋王座戦五番勝負第一局、羽生善治王座対挑戦者糸谷哲郎八段の観戦記を執筆している。観戦記の執筆は初めてだそうだ。

なぜ、そんな(つまらない?)ことを書き始めたかというと、大崎氏とはオスロ駐在時に結構密な接触があってちょっとした知己。3年前、これまたちょっとしたことから新宿ゴールデン街のあるバーから氏に電話したことがあり、その時氏は、今精神的に体調が悪いようなことを言っていたので、今回溌剌とした文章をを見て嬉しく思った次第。観戦記と言うのはわずかな文字数で、将棋の専門的な内容を解説し、かつ読み物として読者に読ませるという背反する要求を止揚統一せねばならない仕事。元気になられたのだろう。

さて、氏との関係。手許に「将棋世界」1998年8月号がある。その巻頭グラビアが(写真と文)大崎善生なる「北欧訪問記ノルウェイ編」、12ページにわたる手記で氏の文学的才能が垣間見られる。そこには私との出会いの経緯やノルウェーでの内容、日本に唯一と思われる村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」が手許にある経緯などが静かな文体でつづられている。数えたら、私の名前も十数回出ていた。「石油の輸入の仕事に従事している」と紹介されているのはご愛嬌、仕事の話などしなかったからだろう。

18年前、随分昔のような気がする。多分そうなのだろう。
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