風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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長野吟行(3)

三日目。初雪の名残の残る朝。まず、「一茶記念館」へ。小林一茶は元々信州柏原の生まれで、文化9年(1812年)50歳で故郷のこの地に帰り、文政10年(1827年)の11月19日64歳の生涯を閉じたそうだ。3年前、山頭火の俳句大会で特選をいただき松山に行ったが、その時の大会の正式名称は「第6回一茶・山頭火俳句大会」とあったので、長野と関係があるとは思いもしなかった。恥ずかしいので口には出さず。

記念館は黒姫山の南側の見晴らしの良い高台にあり、黒姫山が悠然と聳えている。
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ここの見どころの一つが俳諧堂。天井の格子板に俳人の自筆の句がびっしり並んでいる。それなりに珍しいが、そこに角川春樹の両親、角川源義と角川照子の句も収められている。それで今回の目玉のひとつだった。 
  雪しづる窓の暁けをり身ひとつに   源義
  鎌打つて一茶の裔や遠雪嶺      照子
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その裏手の墓地に一茶の墓がある。石一つの墓。高台からの斜面には句碑が並ぶ。なるほどここがそうだったのね、と納得。
  これがまあつひの陋か雪五尺   一茶
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最後の吟行地が小布施の岩松院。本堂の天上絵が葛飾北筆ということで有名らしい。が、そんなことよりこの寺の傍に角川源義・春樹の父子句碑がある、というのが主たる訪問目的。だからこの句碑の前で集合写真の撮影。天上絵は江戸時代の作とは思えない鮮やかさの鳳凰図。
  花あれば西行の日とおもふべし   源義
  いちまいのそらに雁ある絹の道   春樹
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昼食会場での句会を終え長野駅で15時前に解散。そのあと山荘に行くつもりだったが財布ごと運転免許証を忘れたので真直ぐ帰ることにした。制限速度以下の安全速度で帰るも、19時前に帰宅。とても楽しい三日間だった。
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