風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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IR法案とパチンコ(2)

さて、パチンコ業界、実は斜陽産業で、売り上げでピーク時の10年前にくらべ三分の二、参加人口で20年前のピーク時の三分の一近くに落ちている。確かに空いている台も多く、寡占化と入店者の減少が明らか。
201612パチンコ売上

しかし、昨年の売り上げが未だ23兆円((財)日本生産性本部発行レジャー白書資料)というレベルにある。これが日本経済においてどのくらいに位置する規模なのか、きちんと認識している人は少ないだろう。平成28年度一般会計予算が約97兆円だから、と言ってもやはりイメージしがたい。業界動向サーチ平成25-26年版 (http://gyokai-search.com/)資料によると、単一業界の売り上げとしては、自動車の60兆円には及ばないが、スーパー、食品、鉄鋼、建設、百貨店などよりははるかに大きく、現在でも日本の産業のベスト10にはいる(詳細ページ末に添付)。

要するに日本を代表する産業なのだ。なぜか?面白いからだ。近年外人にも知られ、店内を覗く外人も多い。以前、米国の石油会社のトップクラスが来日した際にパチンコに行ってみたいという御仁がおられた。パチンコが日本固有のギャンブルである理由は、あまりに面白いので東南アジアの国々が禁止しているから、と昔何かで見た(真偽を確認していないが本当だろう)。

次にカジノ、海外のホテルやIRなどカジノがあるところは多く、、巨大クルーズ船では必須アイテム。カジノの特色は単位時間当たりの投資額が青天井なこと。売り上げの大部分は少数の超富裕層の巨大なビット、庶民はチマチマとせいぜい数百ドルで遊ぶ。面白い、面白くないは個人差だが、やはり面白みはなく殺伐としている。それほど経験はないが、熱気というか人であふれるカジノを見たことはない。多くの外国人がカジノを目的として来日したり、カジノがないからといって来日しないということは絶対にないだろう。来日する外国人は日本固有の風土、歴史、食事、そして文化を求めて来日する。

さて「IR法」、 国内外からの観光客の誘致、地域での雇用促進や経済波及効果が目的であるなら、カジノの併設は必要条件にはならない。それよりパチンコを併設した方がよっぽど話題になり、観光客の誘致に効果絶大。最大のネックは、カジノとパチンコのイメージのギャップ。カジノ並みのゴージャス感のある大型施設を設置し、プレーの案内要員を確保すればイメージチェンジは可能。だいたい負のイメージは日本が持っていいるだけで外人にはない。カジノでチマチマ遊ぶ大多数の訪日外国人の人気になること必死と思う。カジノを併設したIRに民間企業が投資しても当初は賑わっても根付くことはないし、成功したとしてもそれはカジノ併設の効果ではないだろう。

付録(業界規模とは…その業界における主要対象企業の売上高の合計を表したものです。このランキングに属する業界はいずれも日本を代表する産業で、日本経済に与える影響が大きい業界と言えます。

201612業界別売上
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