風の行方とハードボイルドワンダーランド

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2017年1月:記憶に残すべき大雪

今回の寒気団の異常南下による大雪はめったにない貴重な機会なので、もう少しきちんとまとめておく。小論文ぐらい書けそうだがそんな気はなく、肝だけの記載。対象はアメダス藤原のデータ。

今回の特徴は寒気団の異常南下により本州上空の気温が下がったことと寒気団が長期間居座ったこと。この間地上気圧配置は冬型なので1月11日から17日まで長期にわたって雪が降り続けた。以前に大雪の降り方の経緯をまとめた資料があった。大雪の降り始めから時間ごとの積雪深の変化を一枚のグラフにプロットしたもの。それに今回の経緯を赤で付け加えた。ただし、長期間なので本降りになった14日7時からのデータを掲載した。特徴のひとつは3日分カットしているにもかかわらず降雪時間が長いこと。もう一つが雪の積もり方が遅かったこと。だから、すごい寒気の割にたいした雪ではなかった、と感想を記した。

201701積雪経過

さて、雪は水でできている。積雪深は目に見えるわかりやすい指標だが、降水量の方が降った雪の量(降雪量)の正しい指標といえる。また積雪深と降水量の比は雪の密度、すなわち軽い雪か湿った雪かを表す。ということで、累積降水量と積雪深の関係をプロットしたのが下図。まず累計降水量がダントツに多いことがわかる(11-13日分に加え17日分も入っていない)。すなわち、今回の大雪、一つの寒気団に伴う「降雪量」としては過去最大の一つであったことがわかる。やはり、実際は凄いことが起きていた。それにもかかわらず積雪深がそれほどでもなかったのは雪の質。上空約5000メートルでは稀に見る低温だったにもかかわらず、降った雪はサンプルケースの中では一番湿った雪だった。地上から低空の温度の影響の方が大きいということなのだろう。もし、乾いた雪であれば2メートル近くになっていてもおかしくなかった。ということで、今回の雪はやはり記憶に残すべき大雪だった、というのが結論。
201701積雪深と降水量
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