風の行方とハードボイルドワンダーランド

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群馬県になぜ豪雪が降るのか?

16時現在の気象庁の24時間降雪量雪ランキングを見ると、悔しいことに桧枝岐に負けて第2位の56センチ。予報を見た時には桧枝岐に雪雲はかからないはずだったのに、というのは酷でそのぐらいは誤差として当然。一方、積雪深は4位タイだった。メダルは酸ヶ湯、桧枝岐、肘折。雪マニア以外には、群馬県が日本有数の豪雪地帯の一つとということが奇異に思われるだろうし、何かの間違いだと思う人も多いだろう。新潟、秋田、長野を差し置いているのだから。先入観と現実は違うというか、間違っているから先入観と名が付けられているわけだ。
20170221積雪深

なぜ、群馬県が大雪が降るのか?下図は新潟、福島、長野、群馬、栃木一帯の広域地形図。だから山岳地帯の位置がこの図でもおおよそわかるのがミソ。そこにアメダスの観測点を赤の■で示し、本日15時現在の積雪深を〇で示した。大きい円程積雪深が大きい。一部に実数も表示。ポイントの一つはアメダスはけっして密に設置されているわけではないこと。当たり前だが、山の中にはない。そして山岳地帯の集落に設置されたアメダスは桧枝岐と藤原と草津だけ。標高はそれぞれ、930、700、1223メートル。津南や越後湯沢はそれぞれ452と340メートルにすぎない。

新潟、福島、群馬の県境をなす本州中部の脊梁山脈には、季節風がまともに吹き付けるので莫大な雪が降る。観測点がないので観測されないが、その付近で大雪になるのは当たり前で、藤原はその数少ない山間部の観測点になる。なぜ群馬県が豪雪地なのか?ではなくここが豪雪地でない方がおかしいというのが正しい認識の仕方。もし山岳地帯の他の集落にアメダスが設置されていたら強力なライバルになっていただろう。雪は県を選んで降るわけではないのだ。
積雪地帯21201702

実はもう一つ要素がある。いずれもレーダーによる雪雲の予想図で、左は今日の午後、右は2月7日の大雪の日。右の図がわかりやすいが、強力な雪雲の塊が北西から群馬県北部を狙ったように流れ込むと予想されている。左の今回も全く同じ角度で同様の雪雲が流れ混んでいる。偶然ではなくこのパターンが頻繁にみられる。まるで、空に雪雲の流れる川があるみたい。多分地形の問題だろう。
20170221予報 20170207予報

そんな訳でみなかみ町の除雪車は藤原で大忙し。図は今朝6時から12時までの除雪車の軌跡。図には12台の除雪車が出ている。400人の集落に少なくとも12台の除雪車。ご苦労様、ありがとうございます、としか言いようがない。

20160221除雪車量
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