風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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無知の恥

今日まで三日連続の句会、明日も句会だが訳あってパス。さて、今日の朝刊の書評に「騎士団長殺し」が掲載されていた。が、前回のブログで「やはりお金と知識はたくさんあった方が良い。 」と書いたばかりでもあってか、その隣の「クラウド時代の思考術」についてのノンフィクション作家中野明氏の感想文が面白かった。

読書20170318

丸ごと引用すると著作権に引っかかりそうなのでそのフレーバーだけ紹介。まず、知識の欠如における最大の問題は「ダニング=クルーガー効果」にある、と著者は言う。これは自分の無知さ加減を知らないにもかかわらず、自分は正しいと過剰な自信をもつ傾向を指す。のだそうだ。「無知ほど傲慢なものはない」という箴言に対しいつもそうだよな、と思っているので気が合いそうな予感。そしていくつか内容の引用があり、最後は下記の文章で締めくくっていた。なるほどわかった、という感じで本書を手にすることはないだろう。

 著者は、知識のない者が知識のある者とは異なる政策を支持し、その数が知識のある者を上回ると不安要因になる、と書く。著者の言葉から今回の米大統領選挙が改めて想起される。ポピュリズムは大衆迎合主義と解釈するのが一般的だ。しかし本作を念頭に置くと、ポピュリズムとは「無知な大衆に付け込む態度」と再定義できる。私たちは「無知の知」に加え、「無知の恥」も肝に銘じなければならない。
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