風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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タイムスリップ

結婚して暮らし始めた町が志木、妻と私の勤め先の中間だった。北側に慶応志木高校のグランドと接する二人で暮らすには十分な広さの新築のアパートだった。名前は「第二金井荘」、今思うに時代を象徴するような名前だ。当時の住所は朝霞市田島、今は町の名前も変わっている。30年以上昔のことなので街並みは名前以上に変わっていた。そんな見知らぬ町を異邦人のように歩くと既視感のある通りに出た。「第二金井荘」は残っていた。我々が暮らした二階の角部屋の窓はシャッターが下りていて人の気配はなかった。
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我々の住んでいた部屋だけででなく「第二金井荘」全体が、世界から捨てられたように人の気配を消していた。それにもかかわらず二階に上がる階段の前に、オートバイが2台不自然な形で停まっている。34年前のお正月に三脚を立てて記念写真を撮った時間の澱が積もったようなコンクリートブロックの塀がそのままの形で残っていた。
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東上線の陸橋を越えてからここまで、昔の姿をとどめているのは我々の住んでいたアパートだけだった。現実の世界からいきなり34年前にタイムスリップしたような感覚。
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