風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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俳句の部屋

屋根を打つ雨音で目が覚めた。時計を見ると八時半。放っておかれたら十時頃まで眠っていたかもしれない。やはり、昨日のスキーで疲れたようだ。しばらくしたら雨はやんだが、今日は屋内モードにする。

朝食後、懸案だった色紙額の飾りつけ作業を開始。「河」では全国大会と年初の中央例会と東京例会で特選を取ると、主宰をはじめ各選者の色紙がもらえる。最近はほとんどないが入会当初はなぜかたくさんいただき、それらは紙袋に入れられて押し入れに眠っていた。今年また主宰の色紙をいただいたことから、いくつかをここ山荘に飾るつもりで世界堂で色紙額を購入してあった。飾り終えると部屋に少し俳句の気配が漂いはじめた気がする。


机正面に据えたのが角川春樹の句、<天の水飲みて夕鶴軀を反らす>、2013年の鎌倉大会で主宰の特選をいただいた時の色紙。同年の4月に刊行された句集「夕鶴忌」の中の表題句。その特選句は<いくつもの旅路の果や夕端居>。この時、二句投句した内のもう一句が<逆光の沖に父ゐる敗戦日>。この句も主宰の秀逸をいただいたが、一方多数の特選も得て、大会応募句の総合得点一位も獲得した。今思えば夢のような時代。
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加えて三枚を今回追加した。左から、角川春樹の<健次はまだか晩夏がジャズになってゐる>、今年の新年の東京例会でいただいたもので、昨2016年に刊行された句集「健次はまだか」の表題句。その句は<年逝くや遠く夜汽車の窓明かり>。

次が同人会長で俳人協会の理事でもあられる小島健の<月の出にかりんは重く匂ひけり>。氏からいただいた小島健句集 現代俳句文庫(2011)に収録されてた。これは、「河」に入会して最初の全国大会であった千葉大会(2012)でいただいた。この時は受付で多数の色紙を渡され、わけがわからずなんのことだかわからなかった。総合得点でも二位だったので初参加にもかかわらず壇上にも上がった。あの頃が人生の花だったのだなと今になってわかる懐かしい色紙。その句<終戦日太陽だけの空があり>。

三つ目に飾ったのが、鎌田俊副主宰の<抱けば子の熱きはらわた十三夜>。これも今年新年の東京例会でいただいた。昨年上梓した初句集<山羊の角>の代表句で、同句集は今年の俳人協会新人賞を受賞した。対象句は<滾りたつ夜明けのミルク銃猟期>。
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昨日雪から掘り出した白樺の樹にゴジュウカラが来た。来年こそ巣箱をたくさん作ろう。
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