風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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白馬大雪渓雪崩事故

ニュースを聞いた瞬間に思ったことは、大雪渓の何処?、ということだった。白馬大雪渓はそれ自体が大きな谷で、多くの急峻な小さな谷が大雪渓へ流れ混んでいる。それらの谷で生じた雪崩が大雪渓に流れて事故が生じたと思ったから。しかし、実際は写真のように大雪渓そのもので生じていた。夏の登山道を丸呑みしている状況だ。写真には雪崩の生じた断裂面もくっきりと映っている。
日経新聞29日朝刊より 白馬雪崩 (2)

たまたま、24日に白馬山荘の山開きのため小屋の関係者がヘリをチャーターして小屋に向かい、大雪渓の全体像を撮影していた。写真は白馬山荘のHPに掲載されていた。雪崩の写真と撮影角度が同じで、撮影日もそれほど違わないので、岩肌の形から雪崩の位置がわかるだろう。大雪渓上部の急坂部分だ。大雪渓下部には多くの人が入っていた証拠として踏み跡がくっきり付いている。
白馬山荘0424 (2)

大分昔にはなるが、このルート、それほど急だった記憶はない。多分若かったからだろう。地形図で見ても普通の急坂だ。「岩室」と書かれた辺りが雪崩の場所。雪崩の断裂面は2400メートル付近か。
白馬大雪渓マップ

白馬山荘のHPには、入山した24日以降毎日ブログが更新されている。それによると、26日から27日にかけてかなりの風雪だったらしい。左は25日、右は27日の写真。小屋は稜線にあるので積雪はたいしたことはないが、風は相当強かったようでつららが斜めになっている。雪は大雪渓側に積もった。
白馬山荘0425 (2) 白馬山荘0427 (2)

27日朝の天気図。日本列島は大きな気圧の谷の底で、弱い冬型、これでは山は吹雪。翌日以降、確かに急な斜面では表層雪崩の可能性は高いと思うべきだったかもしれない。
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