風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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大量絶滅の回避策

日本の人口が減少し始めている。今年の4 月10 日に国立社会保障・人口問題研究が成果をウェブで公表した。概要だけでも62ページもある資料としては立派なものだが、白黒の文字と図表の並ぶので絵としては地味。そこで土曜日の日経新聞から引用した。あらゆる生命体は種の保存のために存在しかつ生きているので、個体数の減少は種の危機でもある。未婚率が高くかつ夫婦一組の出生数が2.0を大きく割っているのだからこの結果自体に新鮮味はないが、絵でみるといろいろ思う所がある。
日本の将来推計人口

種の絶滅には、絶滅危惧種のように何らかの環境変化に適応できずに絶滅するものと、外的要因によるカタストロフィックな大量絶滅がある。地球では生命の誕生以来何回かの大量絶滅が繰り返され生命は進化してきた。下図はその研究成果。横軸は年代を表し単位は百万年。灰色と緑色が種の数のようなもので、黄色の三角が5大大量絶滅事件(ビッグファイブ)。2億5100万年前に位置する谷間がP-T境界(ペルム紀と三畳紀の境)、右側6550万年前の谷が恐竜が絶滅したK-T境界(白亜紀と古第三紀の境)。これらは隕石の衝突が直接の原因と考えられている。
Phanerozoic_Biodiversity_svg.png

人類は少々の環境変化には対応できそうなので少なくとも数百万年は絶滅することはないだろうが、隕石もしくは小惑星が地球に衝突したらやはり絶滅の可能性は大きい。なぜなら一瞬で地球環境が激変するのでかえって繊細にして高度の生命機構を持つ人類は脆弱な気がするから。ただし、頻度は極めて少ないので、日常レベルで心配する必要はない。

また、もし隕石もしくは小惑星が直撃することがわかったら、人類はICBM、核を搭載した大陸間弾道ミサイルを米国は450基、ロシアが332基、中国が52基保有しており(2017防衛白書より、下図)、これらで一斉に迎撃すれば小惑星程度であれば破壊できそうに思える。その時は、北朝鮮の大陸弾道ミサイルの開発も微力ながら役に立つののかもしれない。
各国の核保有数

などと思ったのだが、これは大きな勘違い。先日弾道ミサイルに関する記事を書いた。弾道ミサイルはロケットで打ち上げられるが軌道に乗った段階で推力を失う。月に行く有人宇宙船や惑星探査衛星と異なり推力がないので軌道の微調整ができない。迎撃ポイントは多分1万キロ以上離れた宇宙空間、1キロ先の快速球をピストルで撃つようなものなので、実はICBMは役に立たないことに気が付いた。やはり弾道ミサイルの開発競争に意義を見出すのは難しい。

やはり、宇宙規模の天変地異に対して人はなすすべがない。「君の名は」の世界。
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