風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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ムットーニ・パラダイス

今週の「日曜美術館」で紹介された「ムットーニ・パラダイス」を梅雨寒の雨の中、見に行ってきた。昨夜調べると会場の世田谷美術館の最寄り駅は小田急線の千歳船橋。朝食が少々遅かったので、駅でランチにすることにした。世田谷くというとなんとなく落ち着いた雰囲気の駅のイメージだったが、狭い道の入り組んだ貧相な駅前。そこにあった「鎌倉パスタ」を食べる。生パスタがウリでパンの食べ放題付きという平日サービスに珈琲を付けた。パスタが水に漬けて戻したスパゲッティみたいにモチモチしていて味付けも丁寧で美味しい。いい店だな、と思っていたがチェーン店らしい。

食事を終えタクシーで環八を南下し、砧公園内にある世田谷美術館へ。ところが「エリック・カール展」の看板はあるが、お目当ての「ムットーニ・パラダイス」がない。きっとどこかの部屋にあるのよ、ということで館内にはいるが明らかにどこにもないのがわかった。「6月25日までだったよね」「そう、間違いない」などと話しながらも、妻のスマホで「日曜美術館」を検索してもらうと、ゲゲッ、場所は世田谷美術館ではなく「世田谷文学館」だった。テレビではちゃんと紹介されたのだろうが、二人とも頭の中で「世田谷美術館」にすり替わったらしい。何しろ「日曜美術館」で紹介されたのだから。
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気を取り直して場所を調べ、京王線の芦花公園近くの「世田谷文学館」へ再度タクシーで向かった。
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ムットーニはイタリア人みたいだが、自動からくり人形作家武藤政彦氏。からくり人形と光と音楽と、作品によっては朗読が重ね合わされた他に類のないアート作品群の展示会である。ひとつの作品の上演時間は4-7分ぐらい。リストでは絵も含め44点並んでいた。中でも朗読を伴うものが必見で、まさに光と音楽と物語の綾なす小宇宙が繰り広げられる。朗読の原作は、萩原朔太郎(「猫町」、「題のない歌」)、村上春樹(「眠り」)、芥川龍之介(「蜘蛛の糸」)、夏目漱石(「漂流者」)など。なるほどこれは文学だと納得。「題のない歌」は絡繰りの演出も素晴らしく感動もの。

帰りのショップで限定版DVD1500円とあったので買った。世にも珍しいものを見せてもらった一日。
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