風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

師の色紙

昨日から俳句ウィーク、5日間で4日間句会があり、間の金曜日もHPのアップと編集、とここだけ見れば「俳句命」の人生みたいだがそんなことは全くなく、たまたまの曜日の巡り会わせだし、あっても月に1回だけ。

さて昨日、「季」のある句会で上川謙市師匠にお願いしていた色紙をありがたくいただいた。以前に書いたように、山荘には以下の色紙額を飾っている。全て「河」関係。
・角川春樹主宰
・鎌田俊副主宰、今年度俳人協会新人賞受賞受賞
・小島健同人会長、俳人協会理事、元NHK学園専任講師

師は10年近く前に俳句を始めるきっかけとなった時の師匠。色紙を書く習慣のない「季」ではあるが、師の色紙がなくては色紙の展示もまさに画竜点睛を欠く状態、眺めていても不義理感という居心地がとても悪いので、嫌がる師に無理やりお願いした。しかも、五句勝手に選んでこの中からひとつお願いします、という失礼さ、というかそのぐらいはお願いできる関係。それらがこちら。    
    冬蝶の吾につき来るを振り向かず
    日の障子ほこほこ雑煮祝ひけり
    春遅き巣箱にへ山の日が降りる
    風鈴の水の音色を振りて買ふ
    黙しをれば金木犀が散りに来る

頂いた色紙はやはりこの句。20170614-1.jpg

その当時、会社で「山悠会」という初心者対象の同好会を主宰していた。2007年の夏は初の泊りがけの合宿として、乗鞍岳と御嶽山という二つの3000メートル峰を制覇した。後日、参加者に写真を配信したが、メンバーに会社の俳句クラブの主催者がいたので戯れで俳句のようなものをメールに添えた。彼がそれを俳句同好会の講師であった師に送信、師からは全ての句に丁寧なコメントとお褒めの言葉をいただいた。それを契機として会社の俳句クラブに入り、人生の俳句パートが始まった。

その時の人生最初の句が残っているので記しておく。
 登山靴締めて見つめる雲の中
 またひとり霧が飲み込む登山口
 夏の原紫煙の先の御嶽山
 白妙の人皆美しき登山口
 夏山や霧に溶け込む法螺の音
 霧にぬれ見る人もなしイワカガミ
 炎帝の空は吾ため御嶽山
 一の池夏雲の果ては未来なり
 蕎麦食えば驟雨光て山青し

なんとなく俳句になっているが、メールの駄文に付け足したものなのでほぼ即興、今思うと無知とはなんと大胆にして自由なものと思う。今は吟行で3句投句するにも四苦八苦しているという状況だから、どうなっているんだろう。時に2007年8月の事、俳句を始めてもうすぐ10年になる。
関連記事
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック