風の行方とハードボイルドワンダーランド

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実戦初形詰将棋

28連勝を達成した日のテレビと翌日の新聞は藤井四段の話題で花盛り、なぜ彼は強いかという観点から、「詰碁解答選手権」三連覇に言及している番組や新聞記事も目についた。そんなことこの前書いたのにー(→こちら)、と思いつつも、テストの答が模範解答と同じだったような喜び感も少々あり。

テレビでは、将棋に興味を持つ子供たちが増えているという映像も流していた。アプリのゲームは人間がプログラムした世界で遊ばされている感があるが、将棋は自分で世界を創造するゲームなので、ちょっと親しくなればずっと面白いと思う。また、詰将棋の魅力と効能も見直されているそうだ。いずれにせよ日本文化と健全な子供の精神の成長にとって良い兆であるのは間違いない。

ということで、内藤國雄九段の実戦初形詰将棋を思い出した。20世紀末に「将棋世界」で紹介され、目にした時の驚愕と感動は忘れがたい。ネットで探すと見つかった。それが下図。多分藤井四段は解けるのだろう。藤井四段が先手、すなわち下側で、自分の王様に詰めろが掛けられた局面としよう。すなわち一手で詰まされてしまう状況。後手は勝ったと思っているかもしれない。でもここから彼は敵の王様を詰ましてしまうわけだ。そんなことより、やはりこの詰将棋、あまりに美しすぎる。
実戦初型詰将棋1

上図は後手実戦初形だが、後日内藤九段は攻め方実戦初形という詰将棋も作ったそうだ。それが下図。詰将棋なので盤上の駒すべてに存在する意味がある。まるで神の技を見るよう。この二つは内藤九段の詰将棋作品集「【新装版】図式百番」、2012年8月17日発売。A5判 264ページ 定価:2,310円(税込)に収録されているというから解答を見たい方はどうぞ。アマゾンなら1600円ぐらいで手に入る。
実戦初型詰将棋

上記2題は手も足も出ないので、素人でも解けそうな気になる口直しの詰将棋(下図)。持ち駒が香と歩だけなので香歩(きょうふ=恐怖)問題という。江戸時代の作というから、当時の町民や武士も詰将棋を解いていたのかもしれない。昭和になってからは大道詰将棋で使われた。一見三手詰か五手詰と思うのがミソ、もちろん不正解。受けの妙手があり、歩も4枚きっちり必要となる。解答を知らずに解けたら「才能あり」。
香歩問題

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