風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

上演料の怪

今回の真夏座の公演はF・デュレンマット作の「老貴婦人の訪問」。デュレンマットって誰?というのが普通の反応だろうが、スイス人の小説家兼戯曲作家。本作が彼の代表作で、これまで11度映画化されているそうだ。1964年の映画化ではイングリッド・バーグマンとアンソニー・クインが主演というから世界的には有名な作品らしい。
201707真夏座

真夏座が現代外人作家の劇を演じるのは稀なのか初めてなのかわからないが、上演を決めてから上演許可の取得と上演料の支払いという問題が浮上した。正確に書くと、いつ、誰に、どのような条件で支払わねばならないのか、これから交渉せねばならない、というレベルの問題。知り合いのIさんが担当となり、スイスの出版社との連絡先は翻訳者を通じ何故か代理店を紹介してもらったようだ。彼女は英語ができないので知り合いに頼んで用件を英語に訳してもらって最初のメールを送信したのが今年の1月始めの話。以上の話は1月中に聞いていた。

2月の初旬、「返信が来ないので問い合わせをしたい、ついては英語がわからないのでこんな文面はどうなのか」というメールを貰い、問い合わせのメール案と最初のメールのコピーが添えられていた。しかし残念ながら英語にはなっているがビジネスメールとは程遠いもの、これでは返信はもらえないだろうということで、最初のメールとして全面的に書き直し、中旬に改めて送信してもらった。と、翌日に返信受領。

これで無事連絡手段が確立されたものの、やはりビジネスレターとしては未熟で、なんとなく不安な印象を持ったがこれは非英語圏だからと納得した。いずれにせよ以降受信内容の概要を知らせ、返信案を全て書いてあげることになった。ほぼ毎日メールを往復して上演料の支払いについて合意、ついては契約書のドラフトを送付願う、と送ったのが2月20日。

ところが2月末に「出版元と話しているところ」といメールを最後に返信なし。3月中旬に督促メールを送るも返信なし。3月末になってやっと「担当者が休暇中だった、彼女が戻ったら契約書を送る」、という返信を受領。が結局以下音信不通。正式の上演の許可を得ていないとはいえ、メールのやり取りで上演の条件まで合意していることから、腹をくくって上演したといのが今回の公演。

憶測だが、メールの相手が怪しげなエージェントで、出版社に話を持って行ったところ、50年以上前の作品なので上演料は不要とか、大会社なので小さな劇団の使用は自由とか、けんもほろろに扱われたのではないか。







関連記事
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック