風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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九州北部の記録的豪雨の検証

5日からの九州北部の記録的豪雨、今も関連ニュースで現地の惨状が紹介されている。被害状況を見るとまるで東日本大震災の津波跡のようだが、川の氾濫による洪水も思えば津波と同じ。亡くなられた方々には気の毒だが、死者行方不明者が被害状況に較べて少なくなくて済んだのは幸い。5日の夜は気象庁が警告を出し続け、NHKがプログラムを変更してそれを中継し続けた効果も大きいに違いない。以前から何回か述べて来たことだが、豪雨の予測は100%の信頼性を以て可能なので、土砂崩れを含む豪雨による人命の被害は100%防げる。豪雨が降りはじめたら安全な場所に避難すれば良いだけだから。
6日の朝刊から。20170706北九州豪雨

改めて今回の豪雨の状況を追ってみた。記録的降雨量を観測した朝倉市に注目、まず気象庁の警報の発令状況から。大雨洪水警報の発令は13:14。大雨特別警報の発令は17:51で翌日の朝10時まで発令されている。これを受けてNHKが緊急放送を放映してわけだ。
20170705朝倉

次に当時の雨雲レーダーを見る。まず5日の12時。福岡県北西部に強い雨雲があるのがわかる。この時点で朝倉市に雨雲が来襲するのは必至、多分レーダーの予測画像では1時間後に山間部を含め朝倉市一帯に真っ赤な雨雲がかかる絵になっていただろう。現地のNHKの12時前の気象情報や12時のニュースでどのような報道がなされたのか、是非見てみたい。
201707051200large.jpg

3時間後の15時。真っ赤な雨雲来襲中。1時間に100ミリ以上の記録的豪雨をもたらしたのがこの雨雲。
201707051500large.jpg

更に3時間後の18時。依然強い雨雲がかかっている。大雨特別警報の発令が17:51なので、この頃には川が氾濫し洪水が起きたり土砂崩れが生じていたのだろう。
201707051800large.jpg

朝倉市のアメダスによる降雨量のデータはこちら。午前中から雨は降りだしていたが、激しく降り始めたのは12時台から。1時間に90ミリ近い雨なので、住民は尋常ではない気を感じたに違いない。警戒警報は14時近くだったが、避難するには十分な時間的余裕があったと思われる。防災システムがうまく機能した例であろう。なお水害自体は天災なのでお気の毒だが仕方がない。
20170705朝倉アメダス
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