風の行方とハードボイルドワンダーランド

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北朝鮮の多分正しい扱い方

昨日15日の朝、北朝鮮がまたミサイルを発射したそうで新聞テレビは大騒ぎ。ちなみに安倍首相のコメントは、「国際社会の一致した平和的解決への強い意志を踏みにじり、北朝鮮が再びこのような暴挙を行ったことは断じて容認できない」というもの。日本だけでなく国連安全保障理事会も緊急招集され、報道声明が出された(右下)。「断じて容認できない」ので、全加盟国が安保理の制裁決議を完全に履行し、北朝鮮に安保理決議の遵守を要求し、平和的政治的外交的な解決に取り組むというもの。なんとなく言行不一致に思えてならないが、まあいい。
北朝鮮火星2号 北朝鮮安保理20170915

さて北朝鮮に対する対応に関し、日本も含め世界の関係者は基本的に勘違いしているように思えてならない。

基本的認識の出発点は次の2点。
1)金正恩は頭のいい人間ではない
2)ミサイル発射は軍事問題ではなく北朝鮮の内政問題である

1)については行動を見ればわかるが、又聞きではあるものの彼に接触した感想を昔聞いたことがある。オスロ時代、娘の同級生か誰かが夏休みにスイスの学校に行くと金正恩がいたそうだ。その子曰く「あいつ、すごいバカ」。妻がその子の母親から聞いた話。小中学生でバカだと治らない。
2)北朝鮮の指導者となった彼は、西側の社会を知っている。自国との大きな差には気付くだろうが、北朝鮮の体制と自分の立場において、彼が考えたことは自由経済の導入や民主化ではなかった。いかに国民の眼を世界からそむけさせ、金正恩体制を維持するかであったと思われる。そのためには敵を作り国家の危機を煽ることによって国民の団結を作り上げることが効果的。彼が懼れているのはアメリカではなく、自国民である。

ミサイルも核もそのための道具。いくら馬鹿でも、ミサイルや核を打ち込めば100倍返しになることぐらいはわかっているだろう。だからミサイルを日本に打ち込むことなどありえない。得るものが全くないことは猿でもわかる。彼はバカでも気違いではない。

彼の目的を理解すれば、その手段である挑発行為に反応し、北朝鮮に敵対的な態度を取ることは、実は彼の筋書き通りになっていることがわかる。アメリカと話し合いの場を持つことなど全くありえないわけだ。彼が賢いのではなく、日本を含め世界が彼に輪をかけておバカというのが最近の考察結果。

では、そうすれば良いか。きちんと経済制裁を加えるのは良しとして、ミサイル発射や核実験に関しては完全に無視する。これまでの経緯から、いくら容認できないと非難しても何も効果がないことぐらい学習しても良い頃だろう。

ミサイルを発射しても核実験をしても、世界に黙殺され続ければ、北朝鮮は世界に敵対する合理性が消失する。そのために少々エスカレートしても、上述のように自爆はしない。愛の反対語は無関心。世界から無視され続けることによって北朝鮮の自壊を待つのが最も平和的な可決方法のように思える。彼には、世界が北朝鮮を敵視しなくなった場合の中長期的国家ビジョンなどという単語はないのだから。

北朝鮮ミサイル史 北朝鮮ミサイル経緯
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