風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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台風21号

今回の台風、名前はLANというが、日本では可哀想ながら名前を呼ばれることは全くなく囚人のように番号で呼ばれる。アメリカでは逆にハリケーンを名前で呼ぶ。だからアメリカ人に「ニジュウイチゴウ」と話してもわからないので「ラン」と言わねばならない。さてこの台風、「超大型で非常に強い台風21号が日本に接近する見込みです。」とかなりおどろおどろしい。現在も中心気圧925hPaとパワフルなのは確かで、公称のサイズは西に1100kmと巨大なことになっている。
20171021台風21号

進路予想図には黄色の巨大な暴風圏が描かれていて、思わず背筋を正したくなるような威厳を湛えている。しかし、先島地方のアメダスを見るかぎり、確かに風速15-20メートル/秒の観測点もあるが、全体的にはそれほどの深刻な状況にあるようには見えない。
 20171021沖縄

衛星画像はこちら。赤外線の画像であって風は見えるわけではないが、台風に伴う厚い雲は意外と小さい。風と雲の相関は100%ではないとはいえ、これを「超大型」と言われると、ちょっと待った、と言いたくなる。
台風21号 201710212100japan-near-large.jpg

9月の台風18号の画像がこちら。本体の雲の大きさはこれと変わらない、というか21号の方が小さいぐらい。この台風も「非常に強い」カテゴリーだったが超大型ではなかった。ちなみに21号の北に広がる、九州から本州に懸かっている雨雲は停滞前線に伴う雲である。
台風18号 2017091400台風18号

「超大型で非常に強い台風」と聞いた時はヤバいかもと思ったが、それほどのことはなく普通の台風と思ってよさそう。また今週は東京の最高気温が12度だった日があったように、日本の北には力強い寒気が南下している。台風が北上すれば台風の暖かい空気がその寒気とぶつかるので、上陸するぐらい北上すれば台風は急速にエネルギーを失う。ただし同じ理由で日曜までは大雨を覚悟しなければならないだろう。

さらに気象庁のコンピューターは何故かジェット気流の影響を過小評価するので、台風は進路予想より速く進むことが多い。月曜日のお昼にはきっと晴れているに違いない。
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