風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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一晩で1メートルの雪

雪の話になった時しばしば耳にするのが、一晩で1メートルも降った、という話。しかしこれまでの経験ではすべて100%の嘘。話題になった場所はそれほど雪が降る地域ではないし、そもそも24時間で1メートルを超える雪となることは豪雪地帯でも稀。そんな豪雪地帯に出かけようという文化をそもそも持ち合わせていないタイプにその手の話をする人が多いような気がする。

さて、昨夜のニュースでも触れていたが、今回の藤原の大雪は24時間で積雪が1メートルを超えた。ちょっと資料を見ると、この20年近い期間で、多分2回目、前回は2009年の暮だった。3メートルを超える積雪深の記録を持つ2005-06のシーズンも24時間積雪量が1メートルを超えることはなかった。
201712積雪経過2

雪はしんしんと降ってしんしんと積もるイメージがあるが、それは雪の少ない所での話。ある程度雪が積もると雪が自重で潰れてしまい、雪が降っても積雪量が増えない。今回の赤と2009年のピンクの積雪深の経緯がそれ。また雪には軽い雪と思い雪があり、軽い雪は潰れにくいので積雪量が多くなる。今回は寒気団、強い冬型、そして乾いた軽い雪、という条件がそろい、その結果24時間での1メートル越えが達成された。三本の矢。

雪は水でできている。同じ水の量でも軽い雪だと雪の嵩が増えるので積雪量は増える。雪の密度の差と言っても良い。下図の例でわかるようにその差は2倍。今回は65ミリの雨量で1メートルに達したが、このぐらいの雨量の雪は珍しくないが同じ雨量で60センチに満たないこともある。青森の酸ヶ湯は日本一の豪雪ポイントだが、結構軽い雪質なのかもしれない。
201712降水量と積雪深
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