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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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実弾入りのロシアンルーレット

ビットコインは今や社会現象の一環として、新聞紙上をかなりの頻度で賑わすようになり、目ざとい人たちが今更ながらに関連本を書いている。先日はビットコインを読みこんだ俳句も投句されていた。そんな中、昨日は一時1万ドル/BTCを割ったと新聞記事になっていた。今日ビットフライヤーを除くと130万円になっていたから、すぐ切り返したようだ。
ビットフライヤー5

ビットコインの投機を薦めたのが8月4日、それ以降4本の記事を書いてきた。薦めた以上多少の道義的責任がラーメンの胡椒ぐらいはあると思っているが、昨年11月28日に書いた4本目の記事でこう書いているので、責任は全うしているというか、本の著者達はもちろんのこと、その辺のプロには負けないぐらい正確な認識と対応策を無料で記していた。

・・・価格の推移から見て、一つはっきりしていることがある。それは価格のバブル化、典型的なバブルのパターンである。キリッという感じで、ここまで断言してくれる専門家はまずいないだろう。そして対策、

ではどうするか?ここから先はロシアンルーレットと同じ。・・・拳銃のシリンダーに6発装填できるとして6日間の勝負をする。1日目、上がればラッキー。2日目同左。3日目、実弾が入っている可能性は四分の一、以下5日目、実弾の可能性は50%、まさに生きるか死ぬか。多分ここで止めておくのが正解。もちろん1日目で暴落する可能性はある。こんなゲームを好きな人にはお薦めする。

で、その後の値動きを見てみる。そう書いた8営業日後の12月8日に200万円まで急騰して暴落、その後暴騰と暴落を繰り返している。これだけ親切に書いているのだから、当ブログを見てビットコインに買った人に損をした人はいない、はず。
ビットコイン値動き

ここまでは下世話な儲けた損したという世界だが、もう少しマクロにビットコインを見る。下図は日本のビットコイン市場の月間売買代金の推移を示したもの。凡例は取り扱いしている会社の名で、合計が日本全体、世界中の取引の4割が日本人らしい。目盛りの字が小さくて見えないが、売買代金が急増しているのがわかる。ではその市場規模は最大の十二月でどのぐらいか?、字が小さくて読めないのも考えるのにちょうどよい。
ビットコイン売買代金

答は13兆4000億円。ふーん、と思える方は経済通を自認してもいいだろう。一方、大きな数字みたいだが、どのくらい大きいのかわからないという人もいると思われる。実はこれは巨大な数字。

日本の上場株式は主として東京証券取引所、いわゆる東証で売買される。東証には4つの市場があり、一部、二部、マザーズ、JASDAQという。東証がずば抜けて大きな市場で後の三つはどんぐり状態。それとビットコインの市場を較べたのが下図。2017年の月間売買代金の推移で、三つは合計で示した。一部は月間50-70兆円、他の三つは合計でも4-6兆円程だ。ビットコインは年前半はやっと1兆円に届くというレベルだったが10月から急伸し12月に13.4兆円となった。これは三市場の合計の倍以上、一部の2割以上になる。東証一部の売買代金が12月に14兆円減っているが一部はビットコインに流れたという観測がもっぱら。
2017東証BTC月間売買代金

さて、12月から1月はロシアンルーレットそのもの。こんな状況だとぼろ儲けをした人もいるが半分は大損しているはず。1月の販売代金も同様だとすると損失分は10兆円の売買に伴うレベルになっているはずだ。すなわち5割の平均損失で5兆円、2割で2兆円。ご愁傷様だが、上述の通り対応方針を公開しているのでこのブログを見なかった方の自業自得。

では2兆円とはどのぐらいか?消費税を2%上げる上げないで大騒ぎをしたが、増税効果は3兆円前後のはず(うる覚えですみません)。2-5兆円の損を少数の市場参加者で抱えても死ぬ人はいないのだから、3兆円(4兆円かもしれないが)を国民全体で負担したら一人当たりにすれば、おままごと程度の負担増にしか見えない。

逆にその程度の増税では財政再建には何の役にも立たないで増税は不要、と書くと長くなるので今日はおしまい。
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