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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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モルジブの中国化

25日(日)の日経新聞朝刊のトップ記事がこちら、「中国、海洋強国へ着々 資源安定調達、軍事転用も想定  海外港湾30カ所/4空母群運用の観測 」。中国が強い海洋国家を意味する「海洋強国」への布石を着々と打っている。産油国の中東と中国大陸をむすぶシーレーン(海上交通路)上の要衝に港湾の利用権を相次いで獲得、将来は軍事転用する可能性が指摘される。

とあり、具体的な例としてスリランカをあげていた 。要は中国が金を出してインフラを整備してあげるものの、金がないスリランカは身を切って港湾の運営権を譲渡するというもの。南西諸島と違って、顰蹙は買っても違法だと後ろ指をさされる恐れはない。羞恥心を失くすと人間だけでなく国も強い。

17年12月、スリランカの港湾局は南部ハンバントタ港の運営権(99年間)を中国に正式に譲渡した。08年から中国資本を中心に約13億ドル(約1400億円)を投じて整備。スリランカ政府は金利の高い整備資金を返済できず、17年7月に中国への運営権譲渡で合意していた。

20180225中国支配港湾2

7番のギリシアのピレウス港は、日本でいえば横浜港のようなもの。昔行ったことがあるのだが、その運営権全体を中国が獲得と知ってその時はたいへん驚いた。事情はスリランカと同じで金がなかったギリシアが体を売ったもの。このマップでその他に9件も同じようなことがおきていると知って今回さらにびっくり。

更に今年に入っての記事で、モルジブでも同様のことが起きている。
中国モルジブ

2月13日の記事にはこうある。サラ金が弱者に金を貸し付けて資産の乗っ取るのと同じ手口。中国って凄い。モルジブに中国人が溢れるのも時間の問題かもしれない。

政治混乱が深まるインド洋の島国モルディブのモハメド・ナシード元大統領(50)は12日、隣国スリランカのコロンボで日本経済新聞の単独インタビューに応じ「対中債務は15億~20億ドル(約1600億~2200億円)に上るが、返済は不可能だ」と述べ、2019年中にも中国への領土割譲に追い込まれると危機感をあらわにした。

(中略)

ナシード氏はモルディブの対外債務総額に占める中国の割合を「1月時点で75%以上に上る」と明らかにした。道路や橋梁、空港の整備資金が多く、これらについて「ムダなインフラ整備だ」と指摘。15億~20億ドルの対中債務の金利は「最終的に12%以上になる」とし「歳入が月1億ドルにすぎない我々に返済は不可能だ」と述べた。その返済期間は「19~20年に始まる」と話した。

ナシード氏によると、ヤミーン政権下のモルディブから「中国は既に16以上の島々を買い取った」。債務返済が始まり返済が滞れば、中国は島やインフラ運営会社の「株式を求め、モルディブそのものを乗っ取る」と懸念を示す。

いったん島々に港湾を整備すれば「軍港化は容易だ」とも強調した。昨年8月に中国が海外初の海軍基地を設けたアフリカ東部のジブチを例に挙げ、モルディブの島々が「中国の戦略インフラに転じるのはあっという間だ」と指摘した。


モルジブに行ったのは30年以上も前、まだ派手に観光化される前だった。モルジブにはドーニという伝統的な帆走式の小さな船があり、それに乗った時、船長が俺の島に行ってみないかと誘われた。上陸すると始めてみる日本人が珍しいのか島中の子供だ寄ってきて、といっても十数人だが、わずかに持っていたお菓子をあげたり記念写真をみんなで撮ったりした。中国化したらどうなるのかと他人事ながら心配。

ドーニ0
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