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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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天災と人災(4)

本日は休みにつき、昨日の記事に加筆、完成。

先日書いた「天災と人災(1)」でこう書いた。
・・・・同様の見方が福島原発事故にも適用できる。事故自体は想定外の津波という点はあるものの、その後の対策を見ればわかるように水さえ注入できれば燃料棒の崩壊熱による爆発は防げた。消防車で注水するぐらいの設備さえ設けていなかった東電(役員を含む東電原子炉設計関係者)の過失は情状酌量の余地はなく、事故は東電による人災。

一方、福島原発の被害となるとちょっと異なる。実際の「被害」は政府による避難命令もしくは避難勧告により避難生活を強いられた住民。上記の記事によれば現在3万4千人。そして避難生活のストレス等による多数の関連死。一方福島原発の事故そのものでは一人も死者は生じていないという、不都合な真実もある。

話が長くなりそうなので、とりあえず今日の結論。福島原発事故の被害と言われる住民の避難生活は、政府とマスコミによる人災。これに関してはこれまで多々記してきたので今日は触れないが、去年の今日、この件について一件書いていたので参考までに貼っておく→こちら。


政府による「帰還困難地域」の設定に加え、「原発や放射線は危険」というマスコミによる無数の記事により、大多数の国民は洗脳され、「原発や放射線は危険」と考えている。それらの記事は扇情的な記述がほとんどで科学的な解説はほとんどなく、それゆえ一部の狂信的新聞を筆頭にマスコミの責任は重い。原発反対という人達に、休止に追い込まれた原発のどこが危険で、「帰還困難地域」や「居住制限区域」の放射線レベルにどのような危険があるのか問うても答えられる人はいない。この点では原発問題は宗教に似ている。

それに対して、ブログを始めた時から、福島で起きた放射線放射物による放射線レベルは極めて低レベルで、人体に影響を与えることはないと、日本国民全体を敵にするかのように数多の資料を引用して多数の記事を書いてきた。すなわち、「帰還困難地域」に指定された住民は、政府によって不必要に避難させられたわけで、まさに人災だと。風評被害などまさに人災の典型、情報発信元を名誉棄損で損害賠償訴訟を起こしてもいいぐらい。逆に自主避難という人たちは個人的に引っ越しただけなので同情も弁済の必要もない。

人体に対する放射線の影響に関してはこれまで多数の記事を記してきた。いい機会なのでこれまでの関連記事をできるだけ拾いだした。新聞と異なりすべて資料に基づいて書いているので、煽情的な新聞記事を1000ページ読むよりはよほど有意義。覗いてみたいという奇特な方のために、古い記事ではサムネイルだった画像を大きなものに貼り換えた。下記のタイトルをクリックするとそのページに飛びますのでお暇な方はどうぞ。

・2013
放射能とガン
被曝基準は1mSv

2014
脱原発の必要性(1)-放射能の正体
脱原発の必要性(2)-ベクレルとシーベルト
脱原発の必要性(3)-放射線の人体への影響
脱原発の必要性(4)-LNTモデル
脱原発の必要性(5)-福島原発事故の認識の仕方
若田さんと福島
真犯人は誰?東電に賠償命令

・2015
汚染土壌除去という愚
油井さんの被爆量

・2016
放射線量分布の現在
丸川珠代環境相の勇気
被曝の森 ~原発事故 5年目の記録~
NHKスペシャル「原発メルトダウン 危機の88時間」 -80mSV/

・2017
3.11に思う日本の不幸
「第十八共徳丸」と「はまゆり」

今日は除染基準について書いておく。上のリストにもあるが3年前にこんな記事を書いたのでその補足→ 汚染土壌除去という愚。今回はその根拠
としての物理k的イメージ。

政府の除染基準は土壌1キロ当たり80000Bq(ベクレル)。ベクレルとは、放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数(放射能)を表す単位、イメージとしては放射能の強さ(非科学的表現ではあるが)と思えばよい。毎秒なので、1時間当たりだと、8000Bqは約3000万個の原子が崩壊して、放射線が同数放射される。1トンの土壌だと1000倍して1時間当たり約300億(3x10の10乗)個の放射線。数としてはものすごく大きな数で、そんな数の放射線が体を通過したら人は大きなダメージを受ける、というのが一般的なイメージだろう。

放射線によるダメージは、高エネルギーの放射線が(セシウム137の場合はガンマ線)生体を構成する原子に衝突をしてその原子、しいてはその分子を傷つけることによる。分子にはDNA,すなわち遺伝子も含まれるだろう。では、人体に原子はどのぐらい存在するか?

ヒントになるのがアボガドロ定数。1モルの物質に存在する分子の数で何故か、6X10の23乗と決まっている。水の分子量は18なので18グラムの水には6X10の23乗個の分子がある。人体を構成するたんぱく質やDNAなども、原子密度として考えれば同様と考えて良い。ひとりの人に対して影響を与える土壌が1トンとすると、約300億(3x10の10乗)個の放射線がその人が浴びる放射線。体重を60キロとすれば18グラムの3333倍なので、20000X10の23乗個以上の原子があることになる。

すなわち単純な割り算で、体内の約1兆の1万倍個の原子に対して放射線1個が当たる確率。

人体に対する影響はSv(シーベルト)という単位であらわされるが、放射線の絶対量を知るだけでも、この程度の汚染は人体に対する影響がほとんどなさそうということがわかる。全身を逆性石鹸で1時間洗った後の人体に付着している細菌の数より少ないだろう。

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