風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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馬鹿の三乗

森友学園の問題がまた騒がしい。国会においては年度末の予算承認よりも重大な問題らしい。

森友学園については去年の3月、こちらが本筋」と題して、安倍首相でも昭恵夫人でも籠池氏でもなく、近畿財務局の問題、と書いた→こちら。無数の本件に関する評論家等々記事があったが、この段階で本件についてこのように書いた記事は記憶にない(あればごめんなさい)。そして事実はその通りだった。

事件の本質は変わらない。財務省近畿財務局において決済済みの文書の書き換えが行われたのは事実なので、背任でも公文書偽造でも偽計業務妨害でもいいから、現在検察が取り調べ中でありそれに任せればよい。書き換えを指示したのが財務省理財局長であれば彼も同罪になるだけ。国の行政の信頼性を傷つける重大な犯罪であるのは確かなので然るべき処罰が下されるのであろう。

しかし、テレビや新聞や国会やでの議論はそこにはないらしい。特にテレビ朝日では連日多くの時間を割いて、玉川という論説委員が真顔で解説していた。昨年2月17日に国会で安倍首相が「(国有地売却に)私や妻が関係していたなら、間違いなく総理も国会議員も辞める」と発言した。これは、私の60余年の社会的常識では、国有地売却に全く関わっていないことの表明としか理解できない。しかし、彼によると、削除された文書の中に昭恵夫人の名前が出ている以上これは「関係」があるのだから安倍首相は辞めるべき、という方向で熱く語っていた。野党の質問もマスコミの論調も方向としては同様。

どうみても暴力団の言いがかりや頭のいい小学生のいじめのような議論で、とても国会で時間を費やすべき内容には思えない。内閣支持率が10%急落したというから国民の少なくとも一割はこの国会討議を指示しているのだろう。

さて、決済文書の書換えが重大な背任であるにもかかわらず実行したには、その動機がある。それが「忖度」。首相の答弁に傷がつかないよう、国会での答弁に合わせて、余計な記述を削ったと思われる。以前に「忖度という名の私利私欲」という記事を書いた→こちら。ちょっと言い過ぎだったかと思うが、「忖度」とは保身の裏返しという意味であることには変わりなく、保身のために何らかを行った実行者ではなく、それをすれば保身できると思わせた上級者が悪い、という匂いを出すいやらしい言葉でもある。

近々証人喚問で佐川元理財局長が証言する。多分彼の立場であれば「忖度」という範疇ではなく、国を守るという意識だったろう。削除された内容はたいしたものではない。それが無くても決済の本質は変わらない。変わらないという意味は、国有地売却は近畿財務局と財務省の中だけで意思決定がなされたという意味。

現在の日本には国会で議論、実現すべき課題は多々あるはず。マスコミや野党は安倍政権を貶めることだけを目的としているように見える。それが国民の幸せになるのだろうか?代替案は?まさに、マスコミ、野党、国民の三位一体の馬鹿の三乗。


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