FC2ブログ

風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

Entries

不都合な真実:受動喫煙被害という妄想

前回、65歳以上の高齢者が増加している話を書いた。80年代からは毎年3-4%の伸びを記録し黒田さんが悔しがるような数字で4月現在の65歳以上の推計人口は3500万人。

話は変わるが、小池都知事が東京の受動喫煙喫煙防止条例を国より厳しくするとはしゃいでいると先日報じられていた。思えば子供の頃、親を始めほとんどの大人は煙草を吸っていた。子供心にバスでさえ煙草を吸っていた人がいたのを覚えている。電車のホームから見た線路は煙草の吸殻に溢れていた。家庭内は当然として近年まで会社の机にはアルミ製の灰皿が置かれ、吸殻が山を作っている人も珍しくはなかった。

近年、喫煙者に関する風当たりが強くなって、煙草を吸う人は非人間扱いされことが多くなった。JTのサイトに昭和40年(1965年)以降の年代別喫煙率の推移なるなる資料があった。上記の風潮は多分男の喫煙率が50%を割った平成15年頃、非喫煙者が過半数を超えることによって始まったのだろう。

喫煙率推移2

この資料は昭和40年(1965年)からで70年代初めまでの男の喫煙率は約80%だった。それ以前のデータはないが小津の映画を思うまでもなく、ずっと80-90%だったと思われる。山頭火ですら酒はやめられるが煙草はやめられないと書いていたのが昭和7年ぐらいのことだ。

また、若い頃の主流だった「ハイライト」や「セブンスター」は今でも販売されているが、タールはそれぞれ17㎎と14㎎、一方私が今吸っている「キャビン」2㎎。その昔はさらに濃い煙草が主流で煙は今より数倍も濃い物だった。

そこで前日の3500万人とアウフヘーベンする。65歳の爺さんが10歳の時は昭和37年、70歳は昭和32年で80歳は昭和22年。現在元気な爺さん婆さんは、子供のころから濃厚な受動喫煙のど真ん中で育ってきた訳だが、その人口が驚異的に安定成長しているというのが不都合な真実。

また、日本は欧米に対して受動喫煙対策が遅れているというのが小池知事のもう一つの理由。欧米の喫煙率が実際にどのぐらいか知らないが、日本より低いとして、その結果として平均寿命を見てみる。昨年アップした資料だが、高濃度受動喫煙下で育った高齢の女性のおかげで、女に関しては1985年からずっと世界一を誇る。男性も煙草を吸うためか世界のトップクラス。冗談はさておき、国民の健康維持のためには受動喫煙でキーキーいうよりもっとほかのことがあるだろう、というのが結論。

2017平均寿命国際比較

おまけにもう一つ。これも昨年使った資料だが見れば一目瞭然。分煙は賛成だし、人様の迷惑になる喫煙はしたくないが、納税者に対してきちんと分煙施設を用意するのが各地方自治体の議会や長の役目にもかかわらず、職責を全うできていない自治体が多い。全員首にしたいができないのが衆愚的民主主義の哀しさ。
たばこ税税収




関連記事
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

時の旅人

Author:時の旅人
辰年の獅子座のO型

最新記事

カレンダー

07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

右サイドメニュー

検索フォーム

最新トラックバック