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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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「サイエンス」

新聞は週刊誌のタイトルまでわりときちんと見ているが、先日日経サイエンス5月号の広告に目が止まった。
3月24日朝刊から 20190327サイエンス

「暗黒エネルギーに新説 ダークマターは幻か」というタイトル。1年前に、アインシュタインの一般相対性理論=重力場の方程式は、ニュートンの運動方程式が低速での近似式だったように、(アインシュタインの一般相対性理論は)宇宙で部分的に適用可能な近似式である可能性が高い。という結論で締めくくった記事を書いた手前、少々学会の動向は気になっていた。→こちら

当時多くの人が、何を素人が戯言をと思ったに違いないだろうが、その時一応そのようなコメントをする根拠も示した。5年半ほど前に記した記事で、「量子宇宙とブラックホール」という格調高いタイトルで、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構向山信治準教の有料講演に出席した時のメモ。→こちら

この見出しから察するに、どうも上記のコメントはやはり正しかったという記事ではないかという予感につられて、今日この「サイエンス」を買い求めた。「サイエンスを」購入するのは多分30年ぶりぐらいのような気がする。広告にある小見出しは一つの特集かと思っていたが、実際はダークエネルギーとダークマターに関する2本の記事だった。ダークエネルギーの著者は、なんと東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の現機構長と初代機構長という偶然、なのか必然なのか。

ダークマターの方の著者はドイツの研究者ら。副題は「修正重力理論の新たな展開」と題し、まさにダークマターを持ち出さなくても観測事実を修正重力理論で説明できるというもの。2000年代以降、宇宙の加速膨張を説明するためにも修正重力理論が必要なのではないかという見方が浮上しているという。まだまだマイナーな理論で、日本の研究者は大学院生を含めて数十人とか。

5年半前に書いた感想文はどうも正鵠を射ていたらしい。
講演後の質疑で、「目に見える宇宙は全体の5%あとは暗黒エネルギーや暗黒物質と言われるが、これは標準理論が変われば変わるのか」という一番気にしていた問題に対し、「これは一般相対性理論に基づく結果なので、将来理論が変われば変わる」、との明確な回答。そうだよねえと多いに納得。だから探してもないわけだ。大事なものは目に見えないとはいえ、宇宙の95%はなんだかわからないという世界を美しいとは思わないし、美しくないものはやはりどこか間違っているような気がする。
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