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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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日本人の不幸

8時前からNHKはともかくTV朝日を除く民放、テレビ東京さえも、が参院選の選挙速報を流していた。なぜかTV朝日は20分ぐらいで後は水泳の実況放送。開票前に20時の時点で124議席中何議席が当確になっているか、家内で議論した。妻は30ぐらいと答え、もう少し多いと思ったが結果はNHKで残り30議席だったから、3/4 は開票するまでもなくわかっていたことになる。出口調査について、NHKは一都六県での回答が1万6-8千と示していたのから、東京でも5-6千、他県では2千前後のサンプル調査で大勢が見えるわけだ。一見少なそうだが、期待する精度次第ではあるものの、一般にほどほどの精度であれば驚くほどサンプル数は少なくても合理的な推計ができる。統計を勉強した時にこの事実を知り、驚いたのを覚えている。

昨日の夕方、バスに乗るため西口で降りると路上が歩けないほど人であふれていた。「れいわ新鮮組」の街頭演説だった。もらったピンク色のハート型資料には「8つの緊急政策」なるものが示されていた。それを手に、改めて思ったのが日本人の不幸。

日本は最大手の蓮舫を党首とする立憲民主党から社民党まで、野党の数が多い。これらの各党の公約というか主張、「私は・・・をします」と声高に叫ぶが、政権を担当する恐れは100%ないから、現実性を考慮することなき庶民受けする公約を並べても問題は何もない。わかりやすく言えば、国民のためではなく自分の議員という職を得るための、ボーッと生きている有権者を利用した就職活動。

そんなことを言うと民主主義が持ち出されて反論されるが、現実を見ればわかる通り数が全て。少数意見の尊重もあるが、それは同じレベルの合理的な議論ができる人間の間にだけ成立するものである。沖縄知事を見ればわかるが、自分の意見が受容されないと相手を感情的に非難するタイプの人に民主主義を語る資格はないが、そのタイプに限って民主主義を持ち出す傾向があるように思える。

そもそも、野党各派の主張(詳しく知らないけれど)、大きく見れば大同小異。政権担当能力のない政党が、何を言おうとリアリティがないし、実際それほど深く考えてもいないのが実情だろう。昔は気がつかなかったが、二大政党、アメリカがわかりやすい、というシステムは、両党とも十分に政権を取るに足る現実に立脚した公約を持っている(はず)。だから国民も熱く選挙に参加することができる。それによって自分の生活が影響されるから。

日本の不幸とは、逆に議員の職を守る、もしくは得るために、一般受けする浅薄な公約や議員活動が横行して、かつそれが相当数の国民に支持されていることにある。去年のモリカケ騒動、衆参予算委員会等でそれに代え、今回野党が公約に掲げる案件を議論していたら少しは支持も増えたろうし、真摯に政権交代を望むなら小異を捨てて大道につくこともできたと思う。

同様の見地から何か書いたようなと思って検索した結果。
・2017年に書いた「衆院選2017の貢献」 →こちら
・2014年に書いた「衆議院定数」 →こちら

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