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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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人口減の世界

先日、こんな記事を書いた。日本の人口減を踏まえたうえで、さらに人口ピラミッドの形態が大きく変わっていることについて述べたものである。・・・と思う、とか・・・じゃないかな、と個人的感想ではなく言い切っている所がミソ。

・(人口構成の年齢別分布が)70年代と較べれば、社会の年齢構成は様変わりをしており、政治経済社会における現代の諸問題はこの認識なくして考察、議論しても時間の無駄。

・経済予測や政治、社会問題等の未来を見通す上で、この人口ピラミッドの変化を認識しなければ意味が無い。


人口ピラミッド1970 人口ピラミッド2020
           1970年                        2020年

この見解に対し、肉付けしてくれるような記事が今日の夕刊に掲載されていた。ニューヨーク・タイムズに掲載された米モルガン・スタンレーの資産運用子会社ストラテジスト、ルチル・シャルマ氏の寄稿に対する解説記事。

ゼロ%に近づく世界の政策金利や、「景気が拡大しても物価が目標水準まで上昇しない謎」(イエレン前FRB議長)と、現在は前例のないことだらけだ。そんな中で景気は政府による制御の域を超えたとする経済の"ニューノーマル"論が浮上した。米モルガン・スタンレーの資産運用子会社ストラテジスト、ルチル・シャルマ氏がニューヨーク・タイムズに寄稿した。というもの。記事の見出しは「人口減の世界」。

イエレン氏の「前例のないことだらけ」というのは人口動態の変化に対する認識が欠けているだけ、人口動態の変化を踏まえた同氏の試算によれば、景気が順調に拡大しているとされる成長率の指標は、新興国で5%、中国のような先進国と新興国の中間の国で3~4%、日本やドイツ、米国などの先進国で1~2%になる。のだそうだ。

具体的なことは書かなかったものの人口動態の変化の重要性については先日言及したばかり。まるで新鮮な見解のような記事に、専門家って・・・、といつものように思ってしまったのでメモ。

20190822人口減の世界
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