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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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第12回一行詩大賞

妻に付き添い御成門にある慈恵医大病院へ。手術につき、事前に担当医から詳しい説明があるという。10時半という指定の時間に行くも説明があったのは11時半過ぎ。前に書いたように慈恵医大病院の外科は細分化されており、股関節外来の先生も複数いらっしゃる。T先生から手術の概要を伺い、その後執刀医で股関節部門のトップであられるF先生から、生々しい手術の詳細説明を伺った。素人目にはおぞましい手術に見えるが、お二人の話をきくと、多少というかわずかなリスクは否定できないが今回手術を決断して良かったと思う。
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病院の待合室にはスターバックスが入っていて、そこで昼食にしようとしたが空いているテーブルがなかったので7階だかのレストランで二人かつ丼を食べ、発行所へ。編集作業の後、夜は市ヶ谷のホテルアルカディアでの第12回一行詩大賞授賞式。その準備もあり5時半には現地へ。編集は管轄外ではあるが当然ながらいろいろとやることはある。会場設営や受付準備並びに受付、カメラマンなど。
20191015-2.jpg

個人的に今回の目玉は大賞の大森静佳歌集「カミーユ」。一行詩大賞授賞式には第6回から毎回参席しているが、熱く語ったのは多分第6回だけ。この時は受賞した永田和宏氏の歌集「夏・二〇一〇」を紹介した。→こちら

今回の「カミーユ」、久しぶりに瞠目した作品だった。大森氏は30歳の女性、「京大短歌」在籍中に角川短歌賞受賞とあるからもともと才能があるのだろう。なんといっても感性のきらめき方が違う。毎度のことではあるが、歌人の福島泰樹が熱く選考の弁を語っていた。こちらは「河」10月号に掲載した自選20句。
201910カミーユ

今回、同じく大賞に淵脇護氏の「河鹿」も選出された。淵脇氏は「河」の同人、以前は角川春樹賞の選考委員であられた。5年前の2014年の角川春樹賞に応募した時、淵脇先生は1位に取ってくださった。小島健同人会長は2位に、しかし春樹主宰は5位にも取ってくれなかった。その座談会での1位推薦の弁が、「三十句全体を見た時に、素材が多彩ですし、抒情性もある。そして詩の純粋度といいますか、非常に高い所にこの人の詩の心はあるのではないかと思って、一位に推しました」だった。爾来、この言葉に励まされて句作に努めている。

そんな先生を囲んでの発行所メンバープラス有志数名での二次会。当然遅くなってブログ更新は17日。
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