Entries
2019.11/25 [Mon]
ネズミの知恵
先日、動物学者の今泉忠明氏があるコラムの一節にこんな記載があった。
よくネズミには知恵があるから毒ダンゴなどで駆除しようとしても簡単にはいかないといわれる。だがこれは知恵ではなく、初めて見るものを警戒する行動にすぎない。ネズミは1週間くらいで警戒心が緩み毒ダンゴを食べるのだが、ガブッとはいかずほんの一齧りするだけである。ここがポイントで、毒でひどい目に遭っても死ぬことは稀なのである。二度とこれを食べない。無毒のダンゴを置いても同じだから、警戒行動が知恵に見えるだけなのである。
9月に粘着式のネズミ捕りで3匹子ネズミを捕らえた。その後も餌を置いておくと朝にはなくなっているので、ネズミはまだいるのは確かだが、粘着式のネズミ捕りにはもうかからない。ネズミは頭がいいから、というのが我家の共通の理解だった。
だが、この記事を読んで実態がわかった。ネズミは知恵があるのではなく、単に警戒心が強いだけ、しかもそれは一週間しか続かない。前回運よく捕らえることができたのは、まだ子供で警戒心が未熟だったからなのだろう。一日二日、かからないからといって諦めるのは間違い、ネズミの行動パターンがわかったのでまた捕らえることができそうな気がする。
蟻は餌のあるところと巣穴の間に行列を作る。蟻は小さいながらも情報交換と空間認識能力があるってすごい、ような気がしていたことがある。でも実態は違って、エサを口にくわえ巣に持ち帰る時に、お尻から揮発性のフェロモンを分泌するだけ。その匂いに気づいた蟻がエサにありつき、同じようにフェロモンを分泌して帰る。以下同文で、蟻が増えるにつれ匂いが強くなって多数のありがエサにありつき、蟻の行列ができる。エサがなくなると蟻はいなくなり、フェロモンも揮発、そして蟻の列も消える。
要するに、エサをゲットするとフェロモンを出す機能と、フェロモンを感知する機能があるだけ。機械と同じ。蟻に情報交換と空間認識能力があると思うのは、ただの勘違い、もしくは超過大評価。そんなことを思い出した。ネズミも警戒行動だけで活動しているので、それを利用すればいいわけだ。
よくネズミには知恵があるから毒ダンゴなどで駆除しようとしても簡単にはいかないといわれる。だがこれは知恵ではなく、初めて見るものを警戒する行動にすぎない。ネズミは1週間くらいで警戒心が緩み毒ダンゴを食べるのだが、ガブッとはいかずほんの一齧りするだけである。ここがポイントで、毒でひどい目に遭っても死ぬことは稀なのである。二度とこれを食べない。無毒のダンゴを置いても同じだから、警戒行動が知恵に見えるだけなのである。
9月に粘着式のネズミ捕りで3匹子ネズミを捕らえた。その後も餌を置いておくと朝にはなくなっているので、ネズミはまだいるのは確かだが、粘着式のネズミ捕りにはもうかからない。ネズミは頭がいいから、というのが我家の共通の理解だった。
だが、この記事を読んで実態がわかった。ネズミは知恵があるのではなく、単に警戒心が強いだけ、しかもそれは一週間しか続かない。前回運よく捕らえることができたのは、まだ子供で警戒心が未熟だったからなのだろう。一日二日、かからないからといって諦めるのは間違い、ネズミの行動パターンがわかったのでまた捕らえることができそうな気がする。
蟻は餌のあるところと巣穴の間に行列を作る。蟻は小さいながらも情報交換と空間認識能力があるってすごい、ような気がしていたことがある。でも実態は違って、エサを口にくわえ巣に持ち帰る時に、お尻から揮発性のフェロモンを分泌するだけ。その匂いに気づいた蟻がエサにありつき、同じようにフェロモンを分泌して帰る。以下同文で、蟻が増えるにつれ匂いが強くなって多数のありがエサにありつき、蟻の行列ができる。エサがなくなると蟻はいなくなり、フェロモンも揮発、そして蟻の列も消える。
要するに、エサをゲットするとフェロモンを出す機能と、フェロモンを感知する機能があるだけ。機械と同じ。蟻に情報交換と空間認識能力があると思うのは、ただの勘違い、もしくは超過大評価。そんなことを思い出した。ネズミも警戒行動だけで活動しているので、それを利用すればいいわけだ。
- 関連記事
-
- アノマロ
- 隕石から糖?
- ネズミの知恵
- 放射能とガン2
- トウキョウトガリネズミ
スポンサーサイト
*Comment
Comment_form