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2019.11/27 [Wed]
完成
昨夜遅く帰宅すると、「季」誌の試作版が届いていた。どのような冊子になるのか一抹の不安を抱きながらも、おバカなワードでゼロから本を作るという作業を続けてきたが、思っていたよりもきれいな出来だった。財政上、編集上の要因等により存亡の危機に直面していたのでこれでひと安心。
これまで某デザイン事務所経由で印刷し、月10万円を超える製本印刷費を支払っていたが、これからは多分3万円以下で発行できる。以前から財政難の根本原因は某デザイン事務所のぼったくりと批判してきたにもかかわらず全く改善されなかった。本を作る作業は大変な手間ではあったが、いったん元となる本ができれば毎号同じようなものなのでデータを貼り換えるだけ。これから二か月ごとにその作業をせねばならないが、データ差し替えの対価が7万円とあればやはりぼったくりのようなものだった。
季創設者の北澤瑞史氏は1998年6月、61歳と若くして亡くなられ、一方初めて俳句を作ったのが2007年なので全く面識はない。しかし氏の俳句を知り、数多の有名俳人にもまして共鳴するものを感じていたので、つまらない理由での「季」の廃刊を座して眺めるのは忍び難かったもの。
こうやって人はいろいろなものを抱え込んでいくもののようだ。
左が完成した試作品。

これまで某デザイン事務所経由で印刷し、月10万円を超える製本印刷費を支払っていたが、これからは多分3万円以下で発行できる。以前から財政難の根本原因は某デザイン事務所のぼったくりと批判してきたにもかかわらず全く改善されなかった。本を作る作業は大変な手間ではあったが、いったん元となる本ができれば毎号同じようなものなのでデータを貼り換えるだけ。これから二か月ごとにその作業をせねばならないが、データ差し替えの対価が7万円とあればやはりぼったくりのようなものだった。
季創設者の北澤瑞史氏は1998年6月、61歳と若くして亡くなられ、一方初めて俳句を作ったのが2007年なので全く面識はない。しかし氏の俳句を知り、数多の有名俳人にもまして共鳴するものを感じていたので、つまらない理由での「季」の廃刊を座して眺めるのは忍び難かったもの。
こうやって人はいろいろなものを抱え込んでいくもののようだ。
左が完成した試作品。

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