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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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神町

最近の書評に阿部和重の最新の長編小説が取り上げられていた。阿部和重を読んだこともないし、どんな作家かも、名前すら聞いたことのない作家ではあったが、書評にあった「神町」という地名に思わず目が止まった。山形県にある神町出身の作家だという。妻に話すと、そんなことを聞いたことがあると言われ、そうかもしれないという記憶もぼんやりと浮き上がってきた。
「Orga(ni)sm[オーガ(ニ)ズム]」(文芸春秋)安倍和重

「今秋刊行の長編「Orga(ni)sm[オーガ(ニ)ズム]」(文芸春秋)は「シンセミア」(2003年)と「ピストルズ」(10年)に続き、故郷の山形県東根市神町(じんまち)を舞台にし「神町トリロジー(3部作)」の最終作となる」そうだ。神町、実在の町というだけなら何の感慨も生じないが、ここは母の実家のある町、今は山形新幹線のさくらんぼ東根駅で下車するが、それまでは神町駅で降りていた。先月の法事で訪れたばかりでもある。

地図で見るとこんなところ。山形空港の西側で、東西に延びている道はフルーツラインと名付けられ、果樹園農家が並ぶ。東に進めば仙台。
神町

地図の板垣北通り付近の衛星写真。さくらんぼとリンゴの畑が広がっている。この真ん中付近がいとこの果樹園。
神町2

「実在の土地を出発点としながら、いかに遠くまで行けるかを考えた」と射程の広さに自信を見せると書かれても、「東京・永田町直下地震」が起きたため、2014年時点で神町は日本の首都になっているという設定」といわれると、蔵書に加える気にはならないので、図書館で借りることにした。






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