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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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アノマロ

先日「ほんやのねこ」を絶賛した。この本を知ったきっかけはツチグリだったが、もう一つ感激した登場動物があって、それがアノマロ。ねこの隣にいる小さな茶色のヘンな生き物である。
アノマロ1

「ほんやのねこ」はシリーズ3冊目で、後日、1冊目の「せかいいちのねこ」と2冊目の「いらないねこ」も購入した。それぞれ12万部と6万部を購入時点で突破したそうだ。それぞれにニャンコとアノマロが登場し二人は男の子のお気に入りのぬいぐるみという設定。
「いらないねこ」のアノマロ アノマロ2

なぜ、アノマロに感動したのかというのが本日の記事。一目見た時、それがアノマロカリスであることがわかった。ツチグリはそれほど珍しいきのこではないものの、実物を見たことのある人はそれほど多くないだろう。同様に、もしくはそれ以上にアノマロカリスが世の中で知られているとは思わなかったので、そんな生き物が当然のように登場したことに新鮮な驚きを覚えた。このモデルは実際のぬいぐるみだそうで、実は大小のぬいぐるみが市販されていた。だからそれほど驚くことではないのかもしれない。

初めてアノマロカリスを知ったのは、S.J.グールド著の「ワンダフルワールド」にある記述だった。本を引っ張り出してみると、1993年の初版を買っていたから26年前のこと。「バージェス頁岩と生物進化の物語と」いう副題がついている。右の画像が、本に記載されているアノマロカリスの想像図。5億年以上前のカンブリア紀に生態系の頂点に君臨した巨大、といっても1メートルぐらいの生物だ。
ワンダフルライフ アノマロカリス2

この話はけっこう興味深いのだが長くなるので割愛、代えて本物のアノマロカリスの化石の図を載せておく。
アノマロカリス1
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