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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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デメニギスとエリシア・クロロティカ

東京のお正月、これといってなすべきこともないので夜はぼんやりとテレビを観て過ごす日々だが、それもなかなか良い。昨晩観たのが10時からのNHK「新春TV放談」。テレ東、日テレのプロデューサー、テレ朝のアナウンサーに加え3名の本物の専門家が、NHKが実施した昨年放映された全局の番組やネット上の動画に対するアンケート結果(ベスト10のようなもの)をネタに、独自の視点で余すところなく語りつくすトーク・バラエティー。民放から代表者にもかかわらず、自局の宣伝臭抜きに他局の番組でも熱く語り、さすが専門家とのコメントも多く、長尺の番組ではあったが最後まで観てしまった。けっこうテレビって存在価値も見るべきものもあるんだなと見直した。昨年一番人気だったのは「あなたの番です」という20話のドラマだそうだ。

この番組を観る気でチャンネルを合わせた訳ではなく、夕食後、テレビをオンにした時に流れていたのが、NHKの福山雅治×香川照之の「生きものすごいぜ!」。そのまま放置していたら流れただけ。この番組も、虫たちについて熱く語る香川照之がおもしろくて見てしまった。登場した虫や動物にみるべきものがあった訳ではない。

現世にも、バージェス頁岩の生物を見て興奮した時のような感動を覚える生物はいる。その双璧がデメニギスとエリシア・クロロティカ。なかなかそのような生物に巡り合えない、とうか存在していないのだと思う。

デメニギスをいつ初めて見たのか記憶にないが、実際に生きている姿が観察されたのは2004年というからそれほど昔ではない。デメニギスの頭部は透明なドーム状で、緑色の大きな眼球が上向きに並んでいる。その衝撃的な姿がこれ。普通の魚の眼の位置にある黒い器官は鼻にあたる。
デメニギス

エリシア・クロロティカを知ったのは、長女がまだ家で暮らしていた頃だから10年数年前になる。娘は理学科の生物専攻卒。生物が好きだった訳ではなく、その大学の理学科には数学、物理、化学、生物しか選択肢がなく、消去法で生物になった。その学友が教えてくれたとかで、ある日、光合成するアメフラシがいるといってその画像を見せてくれた。正確にはアメフラシの仲間で独立の科に属するが、動物でありながらエサで食べた海藻から葉緑素だけを体にとりこみ、光合成による栄養だけで生きていける。いうならば動物と植物の間。あまりに驚いたので今でも記憶に鮮明。
エリシア・クロロティカ2





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