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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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城・人気ベスト16

皇居・東御苑の2019年の年間入園者数が、1968年の開園以来初めて200万人を突破したそうだ。12月下旬で220万人を超え、過去最多だった18年の165万人を大きく上回った。大嘗宮の一般公開に約78万人が訪れるなど、代替わりに伴う皇室行事への関心の高まりが要因らしい。東御苑という名だが、ここは旧江戸城城址、江戸城の天守台の昔のままの石積が残されている。
12月31日日経新聞 20191231東御苑

何回か訪れたことがあり、閑散とした印象でここは東京の観光地としては穴場だなと思っていたのだが、年間220万人となれば隠れた名所というより大観光地だった。では、他のお城の入場者はどのぐらいかと調べた。記事には18年の入場者が165万人とあり、下表の数と一致することからデータの信頼性は高そう。違ったソースのデータが完全に一致することは極めて稀だ。

データは18年のものなので、19年の入場者数は推定となるが、前年比も記載されているので推定の助けとなる。そこから見えるのは、1位が大阪城で240-250万人、名古屋城人気には陰りがあると思われるので、江戸城は多分2位になる。日本に数ある城の中で江戸城の人気=入場者とは目から鱗。三位、四位が名古屋城と二条城。いずれも大都市の城だった。五位の姫路城は納得だが、六位の米沢城が意外でびっくり。ここまでが100万入場者の城。以下16位まで下記の表に掲載してあるが、うち訪れたことがあるのは10城。郡山城、会津若松城もリストアップされていて、米沢城と同じ上杉がらみ(後述)がなぜかとても人気がある。
城 入場者

昨年法事で山形を訪れた際に社内誌の「トランヴェール」11月号を手にとった。「歴史の転換点、それは会津にあった」という特集で、「上杉家を救った直江兼続の決断」という副題。この手の暇つぶしの雑誌にしては稀有な20ページにわたる渾身の力作だった。下手な歴史ものよりも詳しい。上杉といえば越後としかの知識しかなかったが、豊臣の時代に上杉景勝は会津に転風されていた。米沢城には重臣の直江兼続が城主に据えられた。関ヶ原の戦いの後、景勝は米沢城主に減封され、以降明治まで上杉家は米沢の藩主だった。そんなことを知ったばかりだったので、ご存知の方がたくさんいることに驚いた次第。(つづく、になりそう)
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