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2020.01/16 [Thu]
城西支部新年会
「季」の会の新年会では毎年余興として俳句クイズが出題され、これがなかなかの一興。これに習って、今年の城西支部の新年会でも俳句クイズをやろうと提案し、いつも通りあっさりいいね、ということになった。言いだした以上、問題を作成せねばならない。
季の問題の横流しはしたくないので、オリジナリティがあってかつメンバーの興味とチャレンジ精神を引き出すものである必要がある。結果として選んだのが、歳時記から俳句を複数取り出し、それぞれの俳句の中の漢字一字を伏せ、選択肢の中からそれを当てはめるというもの。ただしランダムに選んだだけでは単調になるし、簡単すぎる。そこで一ひねりして、見慣れた漢字=言葉ではあるが、凡人のような使い方をしていない句を選んだ。けっこう大変な作業で、冬の歳時記を一句一句すべてに目を通し、適当と思われる句を書きだしていく。最終的に20句として出題。
見慣れた漢字=言葉は全部で24文字、ひっかけの4字を含む。それらがこちら。

これらを下記20句の中のそれぞれの□に入れる。重複はない。
湖氷る大きな□にあひにけり
いまありし夕日の□の冬霞
春とほくくぬぎの中の□の音
蕭条として□に日の入る枯野かな
寒潮の一つの□に湛へたる
冬の夜や□ねむらねば眠られず
角巻や□ただ暗き日本海
山の□山にしたがひ冬に入る
煮凝やいつも胸には□の音
寒き日や□に落ち込む川の水
雪しまき港の□をうばひけり
聖堂の灯や極寒の□照らす
さびしさや□を加へしねぶか汁
冬□の鋼色なす切通し
冬川に出て□を見る人の妻
日の落ちて□の形に寒さあり
□の雪女体にて湯をあふれしむ
はなやかに□夕栄えて寒に入る
大仏の冬日は□に移りけり
梁寒くカフカの□がまたもくる
さて、結果。13名の出席者で1位の正解は7句、2位が6句、3位が2名いて5句だった。平均は4句未満、BBは4名だったが、それらの名前が意外で、二次会も含め会は大きく盛り上がり、新企画は大成功だった。お暇な方はお試しのほど。
季の問題の横流しはしたくないので、オリジナリティがあってかつメンバーの興味とチャレンジ精神を引き出すものである必要がある。結果として選んだのが、歳時記から俳句を複数取り出し、それぞれの俳句の中の漢字一字を伏せ、選択肢の中からそれを当てはめるというもの。ただしランダムに選んだだけでは単調になるし、簡単すぎる。そこで一ひねりして、見慣れた漢字=言葉ではあるが、凡人のような使い方をしていない句を選んだ。けっこう大変な作業で、冬の歳時記を一句一句すべてに目を通し、適当と思われる句を書きだしていく。最終的に20句として出題。
見慣れた漢字=言葉は全部で24文字、ひっかけの4字を含む。それらがこちら。

これらを下記20句の中のそれぞれの□に入れる。重複はない。
湖氷る大きな□にあひにけり
いまありし夕日の□の冬霞
春とほくくぬぎの中の□の音
蕭条として□に日の入る枯野かな
寒潮の一つの□に湛へたる
冬の夜や□ねむらねば眠られず
角巻や□ただ暗き日本海
山の□山にしたがひ冬に入る
煮凝やいつも胸には□の音
寒き日や□に落ち込む川の水
雪しまき港の□をうばひけり
聖堂の灯や極寒の□照らす
さびしさや□を加へしねぶか汁
冬□の鋼色なす切通し
冬川に出て□を見る人の妻
日の落ちて□の形に寒さあり
□の雪女体にて湯をあふれしむ
はなやかに□夕栄えて寒に入る
大仏の冬日は□に移りけり
梁寒くカフカの□がまたもくる
さて、結果。13名の出席者で1位の正解は7句、2位が6句、3位が2名いて5句だった。平均は4句未満、BBは4名だったが、それらの名前が意外で、二次会も含め会は大きく盛り上がり、新企画は大成功だった。お暇な方はお試しのほど。
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