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風の行方とハードボイルドワンダーランド

再雇用の機会を捨て自由な時と空間を・・・ 人は何のために生まれてきたのだろうか? これから本当の旅がはじまる・・・

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1月の俳句

先日、ある人から俳句の記事が少ないとの指摘を受けた。調べてみると確かに昨年は9本しか書いていなかった。カテゴリの「俳句」の項には127本とあり、ブログ開始から6年半、約80か月が経過しているのでこれまで月平均で1.5本書いていた。句会や編集など月の半分近くは俳句関係の予定で埋まるものの、すっかり日常化しているため、書くこと、書きたいことが少ないためであろう。

今日の「河」の東京例会で1月の全句会が終了、そこで1月の俳句の実績について記してみる。
句会数:5句会
句会用全投句数:20句(席題2句を含む)
同人誌掲載用投句数:15句

同人誌掲載用の15句の大部分は、各句会で主宰や指導者の選を得たものを投句するので、実際に作品として一ヶ月に投句する句は20句。土曜の「季」の会例会が新年会のため通常より3句少なかったので、普通は23句を投句していることになる。またこの他の句会があるとその分増える。多いのか少ないのかわからないが、今のところそれほど投句に苦労することはない。

下記12句はそれら5句会で、主宰、副主宰、師匠などの選者に選をえたもの、作品として認められたものともいえる。今回初めてこんな俳句を作っていますと恥ずかしながら公開。うち3句は選者の特選を得た。これらの多くは「河」と「季」の掲載用投句に回されることになる。

君眠る街に木枯し窓明り
歳晩の雑踏にゐて海の音
終りより始まる旅や寒夕焼
冬帽の行くや色なき暮の街
あたたかき雪の降りつむ年の夜
恵方とて朝日に熟るる白障子
どの家も同じ輪飾り町しづか
年賀の娘(こ)帰し茜に西の空
もう誰もゐない汝(な)の眼や冬銀河
無機質の空見上げをり冬の蠅
己が影崩す手水や初明り
初空や鳶悠々と島の影
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