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2020.02/02 [Sun]
エビオス
以前から我が家にはエビオスとビオフェルミンとビタミンCとビタミンB群を置いてあって、思い出したように時々飲んでいた。エビオスは本物だが、後の三つはジェネリック。今年になって妻が毎食後に飲むようになり、体調が言うので一緒に飲むようになった。特に何か良くなった印象はないが、悪いことも特にない。
エビオスの箱には詳細な成分表示が書いてある。

先日、この表を眺めていたら、数あるアミノ酸の中の必須アミノ酸もずいぶんたくさん含まれていることに気がついた。昔からちゃんと記載されていたのだが、普通の人のようにボーっと見ていたというか、見てもいなかっただけ。エビオスのHPにあった記載がこれ。リジン290㎎が必要量に対して多いのか少ないのかわからないがわからなかったが、3桁だと何となく多いような気がした。もし十分だったら、朝食がトースト1枚とか昼はうどんだけのような粗食の時に、エビオスは薬ではないのでバリバリ食べれば、十分な必須アミノ酸を摂ることができそう。一日分30錠の中の必須アミノ酸合計量は1484㎎だった。

では、これが必要量に対して多いのか少ないのか?
ネットで見つけた資料がこちら。出典はWHOらしい。これによると、成人の一日当たりの必要量は体重1キロ当たり184㎎、体重56キロだと約10,000㎎、すなわち10グラムになる。一日分の30錠だと必要量の15%相当、60錠食べれば30%を確保できるが、なかなか60錠食べる気にはならない。結論はけっして多くはないが、少なくもなく、まさにサプリメント。サプリメントとして15%は優秀だと思う。

HPに掲載されていたデータの一つがビタミンB1.。こちらは自信があるらしく、日本人の性別年代別基準摂取量と共にB1 の含有量が示されていた。60代男性の場合、50錠も飲めば一日の摂取量は確保できるので、ビタミンB剤は飲まなくてもいいのかもしれない。
エビオス摂取の主目的は整腸作用なので、栄養に関しては副次的効果ではあるものの期待していたほどではなかったが、けっこう有効なサプリメントであることは確か。と、エビオスの宣伝でした。

もうひとつ、成分表をみて驚いたのがこの記述、核酸としてRNAの量がDNAの30倍もあったこと。すべての生命体は細胞に核を持ち、その生命体のすべての構造の詳細な設計図がDNAとして核の中に詰め込まれていることは小学生でも知っている。RNAはmRNAとかtRNAとして奴隷のように使い捨てられるものが少量存在するだけと思っていた。ビール酵母も同じ。

なぜ???
ちょっと調べてみるがどこにも回答は見つからなかった。で、DNAとRNAの化学構造が極めて似ていることに思い至る。DNAはデオキシリボ核酸、RNAはリボ核酸の略号。ヌクレオチドの糖の部分がそれぞれデオキシリボースとリボースでできている。デオキシリボースとリボースの化学構造の違いがこちら。初級の間違い探しのようだが、五環構造の右下に、OH がないかあるか。どうも乾燥させることにより、デオキシリボースにOHが付き、リボースに変化するらしい。

もう一つのDNAとRNAの化学構造の違いが塩基部分。アデニン、シトシン、グアニンは共通だが、DNAにはチミン、RNAにはウラシルが付く。この両者の化学構造がこちら。これも初級の間違い探しで、六環の右上にメタン基が付くか否か。こちらは、乾燥させることによりチミンのメタン基が外れてウラシルに変わり、よってDNAからRNAに変身する。
ただし、この説明、ウソかほんとかわからない。

たまたま先週の発行所での校正作業の合間の茶飲み話で、宇宙には地球にしか生命はいないと話した。昔、DNAについてもっと熱く語ったことを思い出したのでブログ内を検索すると、5年前のの10月に「地球外生命体は存在するか???」という4回もののシリーズを書いていた。お暇な方はどうぞ→こちら。
エビオスの箱には詳細な成分表示が書いてある。


先日、この表を眺めていたら、数あるアミノ酸の中の必須アミノ酸もずいぶんたくさん含まれていることに気がついた。昔からちゃんと記載されていたのだが、普通の人のようにボーっと見ていたというか、見てもいなかっただけ。エビオスのHPにあった記載がこれ。リジン290㎎が必要量に対して多いのか少ないのかわからないがわからなかったが、3桁だと何となく多いような気がした。もし十分だったら、朝食がトースト1枚とか昼はうどんだけのような粗食の時に、エビオスは薬ではないのでバリバリ食べれば、十分な必須アミノ酸を摂ることができそう。一日分30錠の中の必須アミノ酸合計量は1484㎎だった。

では、これが必要量に対して多いのか少ないのか?
ネットで見つけた資料がこちら。出典はWHOらしい。これによると、成人の一日当たりの必要量は体重1キロ当たり184㎎、体重56キロだと約10,000㎎、すなわち10グラムになる。一日分の30錠だと必要量の15%相当、60錠食べれば30%を確保できるが、なかなか60錠食べる気にはならない。結論はけっして多くはないが、少なくもなく、まさにサプリメント。サプリメントとして15%は優秀だと思う。

HPに掲載されていたデータの一つがビタミンB1.。こちらは自信があるらしく、日本人の性別年代別基準摂取量と共にB1 の含有量が示されていた。60代男性の場合、50錠も飲めば一日の摂取量は確保できるので、ビタミンB剤は飲まなくてもいいのかもしれない。
エビオス摂取の主目的は整腸作用なので、栄養に関しては副次的効果ではあるものの期待していたほどではなかったが、けっこう有効なサプリメントであることは確か。と、エビオスの宣伝でした。

もうひとつ、成分表をみて驚いたのがこの記述、核酸としてRNAの量がDNAの30倍もあったこと。すべての生命体は細胞に核を持ち、その生命体のすべての構造の詳細な設計図がDNAとして核の中に詰め込まれていることは小学生でも知っている。RNAはmRNAとかtRNAとして奴隷のように使い捨てられるものが少量存在するだけと思っていた。ビール酵母も同じ。

なぜ???
ちょっと調べてみるがどこにも回答は見つからなかった。で、DNAとRNAの化学構造が極めて似ていることに思い至る。DNAはデオキシリボ核酸、RNAはリボ核酸の略号。ヌクレオチドの糖の部分がそれぞれデオキシリボースとリボースでできている。デオキシリボースとリボースの化学構造の違いがこちら。初級の間違い探しのようだが、五環構造の右下に、OH がないかあるか。どうも乾燥させることにより、デオキシリボースにOHが付き、リボースに変化するらしい。

もう一つのDNAとRNAの化学構造の違いが塩基部分。アデニン、シトシン、グアニンは共通だが、DNAにはチミン、RNAにはウラシルが付く。この両者の化学構造がこちら。これも初級の間違い探しで、六環の右上にメタン基が付くか否か。こちらは、乾燥させることによりチミンのメタン基が外れてウラシルに変わり、よってDNAからRNAに変身する。
ただし、この説明、ウソかほんとかわからない。

たまたま先週の発行所での校正作業の合間の茶飲み話で、宇宙には地球にしか生命はいないと話した。昔、DNAについてもっと熱く語ったことを思い出したのでブログ内を検索すると、5年前のの10月に「地球外生命体は存在するか???」という4回もののシリーズを書いていた。お暇な方はどうぞ→こちら。
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